「キュート」の3つの分類はただの補助【3】

「キュート」はあくまで1つのタイプ の補足回です。

「年齢によって、パーソナルカラーやパーソナルデザインは変わらないが、似合うものは多少変わる」

と前回の記事で説明しましたが、実はこういった話は「キュート」だけのものではありません。

年齢で似合うものが多少変わることは他のタイプにもある

「キュート」以外のタイプでも、「年齢によって多少似合うものが変わる」ということはあります。

たとえば、「ナチュラル」タイプでも、若いころは長い髪をさっそうと伸ばしていて許されていても、年配になると立場上、あまり長い髪をさらしたままではいられないケースもあります。

これは年配の人がロングヘアのままでいるのは、私たち日本人のなかではあまり常識的ではないから、という理由です。

中年になって10代の女の子のような服装や髪型をしていたら、周囲の「常識的」な人たちから「年甲斐もない人だわ」などと低く見られるかもしれません。

「年齢や世代に合ったファッションや雰囲気」というのは、たしかにあります。

年に合わないファッションでは、決してイメージが良くなることはありませんね。

ただ、パーソナルカラー・パーソナルデザインに合っているアイテムなら、多少、年代ごとのファッションに対する幅が広がるメリットはあるのですが、何事も限界もありますから・・・。

TPOを考えるのもファッション選びに重要

当然ですが上の話は年齢だけに限ったものでありません。

その時どきの場所柄や、立場、シチュエーションなども考えて使うアイテムを選べる人が「イメージの良い人」につながるわけです。

一般的な常識や風習――つまり、「TPOに基づいて、あなたに求められている空気感」みたいなものを無視するのはおすすめできません。

「似合っているから良いのよ!」といくら押し通しても、周囲の視線が冷たくなってしまっては、自分の印象を下げるだけですね。

イメージアップのためにあるのが、イメージコンサルティング。

年齢・時・場所・シチュエーションに合わせて、うまく似合うアイテムを取捨選択していきましょう。

とはいえ、人は「自分が年をとって変わっていく」ことに鈍感なもの。

定期的にコンサルタントに相談するクセを付けるのも良いかもしれませんね。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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「キュート」の3つの分類はただの補助【2】

「キュート」はあくまで1つのタイプ の続編です。

前回の記事で、

「キュート」3つの分類「ガーリッシュ」「ボーイッシュ」「アバンギャルド」はあくまでですが、補助的なものでしかない――

という内容をお届けしましたが、これを裏付けるもうひとつの理由があります。

3つの分類が年齢で変化することがある

「キュート」タイプの3つの分類ですが、受診者さんが年を経ていくと、その人の似合うアイテムの傾向がこの3つの間でいったりきたりすることもある――

つまり、似合うものが変わることがあります。

たとえば、20歳で受診したときに「キュート」の「ボーイッシュ」のど真ん中、と診断された人がいたとします。

でも、この受診者さん、40代に入ったころあたりから「ガーリッシュ」傾向のアイテムも使えるようになってきたように感じてきて……。

それどころか、「ボーイッシュ」より「ガーリッシュ」なアイテムのほうが断然似合うと感じる時さえあって……。

「これはどういうこと?」と混乱してしまうかもしれませんが、実は「キュート」さんのなかには、これと似たような経験をされるかたは他にもいらっしゃいます。

理由は単純なもので、この場合、年齢とともに顔立ちが少し変化していって「ガーリッシュ」もできるようになったから、です。

年とともにだんだんと顔立ちにやわらかさが増していき、「ガーリッシュ」な雰囲気が出てきた(逆に「ボーイッシュ」な感じが引っ込みかけている可能性すらある)ということですね。

あくまで「キュート」の範囲内での変化に過ぎない

この「年齢によって多少似合うものが違う」というのは、別にパーソナルデザインが年とともに変わったというわけではありませんよ。

上のケースで言えば、「ボーイッシュ」から「ガーリッシュ」になろうが、どちらも「キュート」タイプの補助的な話でしかないのですから、あくまで「キュート」の範囲内での変化にすぎません。

もし、3つの分類が絶対的なものだったとしたら、この受診者さんは受診する時の年齢によって診断結果が変わってしまう、ということになってしまいますよね。

繰り返しますが、3つの分類は絶対的なものではなくて、あくまで補助的なものでしかない、というのがわかる話でしょう。

ところで、この「年齢によって多少似合うものが変わる」というのは、なにも「キュート」だけの話ではないのです。

次回、そのお話をお届けしましょう。
それではまた――。

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「キュート」の3つの分類はただの補助

今回も、またもやパーソナルデザイン「キュート」タイプの特集です。

「キュート」はあくまで1つのタイプ

「キュート」タイプには他の5タイプとは違う特徴として、「ガーリッシュ」「ボーイッシュ」「アバンギャルド」の3つの方向性があります。

といっても、パーソナルデザインは他の5タイプと「キュート」の3種類を合わせて8タイプになる、ということではありませんよ。

「キュート」は3つのタイプに分かれるわけではなく、あくまで1つのタイプだからです。

「ガーリッシュ」「ボーイッシュ」「アバンギャルド」がある理由

「キュート」はかなり幅広いファッションを楽しめるタイプで、どこか(「どこもかしこも」ではなく)に個性のある物が似合います。

同じようなタイプに「ファッショナブル」もあるわけですが、こちらは大柄な雰囲気を持つ人が多く、多少「やりすぎ感」のあるファッションでも、持って生まれた「勢い」で着られてしまう場合もあります。

(もちろん、常識外れな格好を普段使いできるわけではなく、TPOを考えて選ぶべきなのは他のタイプと同じです)

一方、「キュート」さんの場合、小柄な雰囲気の人たちなので、少しやり過ぎるだけで「変なおちびさん」になりかねません。

「キュート」初心者さんのなかには、最初のうちは「キュート」に合うファッションを使いこなすのが難しいと感じる人もいます。

そこで、ある程度方向性を絞ってあげたほうがやりやすいだろうということで、「ガーリッシュ」「ボーイッシュ」「アバンギャルド」という3つの方向性をお教えすることがあるというわけです。

つまり、「キュート」さんがファッション選びしやすくなるようにするための補助。
これが3つの分類、というわけです。

繰り返しますが、あくまで補助に過ぎないわけです。

3つの分類を必要としない人が多い

ところで、この3つの分類ですが、実際の診断時にはそれほど出番を必要とするわけではありません。

「ガーリ~・ボーイ~・アバン~」の方向性を示すよりも、幅広いファッションを着られる人のほうが多いからです。

無理に方向性を示してしまうと、幅広く着られる「キュート」さんのはずなのに、逆にファッションの幅を狭めてしまう危険性すらあります。

というわけで――

よほど3つのうちのどれかに偏っている場合でもない限り、「キュート」さんを3つのどれかに絞らないでお伝えする――

これが原則となっています。

さて、この3つの分類が絶対的なものではなく補助でしかない、ということには、さらに大きな理由があります。

しかも、その理由はけっこう見過ごされがちなんですよ。

次回、その点について、お伝えしましょう。
それではまた――。

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上手なメーク/上手な買い物ができない理由

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

パーソナルメークでも、なぜか厚塗りになってしまう人

パーソナルメーク(自分のパーソナルカラーとパーソナルデザインに合ったメーク)をすれば、厚化粧になったり、余計な手間をかけなくても、ちゃんとステキにメークできることは、当ブログでも繰り返し伝えています。

ただ・・・なかには、パーソナルカラーに基づくメークをしているはずなのに、ついついメークに時間がかかったり、化粧が足りない感じがして厚塗りになってしまっている人も少なくありません。

そんなメークがうまくいかない人にお勧めしたい、とっても簡単なテクニックを紹介しましょう。

メークするときは似合う色・デザインの服を着るべし

そのテクニックとは、すごく簡単なことなんですよ。

メークをする時に似合う服を着るだけ。

パーソナルカラーに合わない服の状態では顔色が出ませんね。

顔色が物足りない状態でメークをすれば、ついつい付けすぎたり、いらない部分に付けたりしたくなるのも当然です。

パーソナルメークをなかなかうまく使いこなせないというかたは、適当な格好でメークをしたり、メークをしてから服を着替えるという順番ではなく、服を整えてからメークをするようにしましょう。

もちろん、華美なオシャレをしてメークしようと言っているわけではありませんよ。

パジャマや部屋着でメークしても良いので、これらにも自分のパーソナルカラー/デザインに合った物を選んでおこうというだけですね。

(もちろん、似合う色の化粧品を使って、というのが前提条件ですが・・・)

服を買いに行くときは似合うメークで行くべし

メークをする時は似合う服で、と書きましたが、その似合う服を買いに行くときには似合うメークで行くことを忘れないでください。

パーソナルメークで顔色が良くなった状態のほうが、正しい服を選べる確率が高まります。

パーソナルメークではない(顔色が出ていない)状態では、どうしても似合う服の力も半減してしまいますから、なかなか「これだっ!」と実感できる服を探しあてるのが難しくなる人もいるでしょう。

メークをする時は似合う服で――
服を買う時は似合うメークで――

これをやるだけでも、かなり楽になると思いますよ。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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電子書籍「パーソナルカラー 似合う色の選び方と活かし方」読者さんの感想

2022年4月現在、ベストカラーコムでは4つの電子書籍を販売中です。

くわしくは下のリンクをご覧ください。

一番最初に発行したのが、2004年の「パーソナルカラーの選び方と活かし方-基礎編」というタイトルの本でした。

10年を経た2014年にこれを全面改稿したのが「パーソナルカラー 似合う色の選び方と活かし方」となります。

こちらもすでに発行が8年前の本ですが、内容はいつの時代にも通じるものですので、今でも有用な本だと思っています。

前置きが長くなりましたが、今回、珍しく「パーソナルカラー 似合う色の選び方と活かし方」のみでのご感想を、「この感想文が誰かのお役に立てれば幸いです」というお申し出付きでいただきましたので、ご紹介します。

・H・Mさんの感想メール


私は香咲先生の診断を受けて4年程経ちますが、この本を診断直後に購入すればよかった、、、と心から思います。

というのも、別のサロンで誤診をされていたことが分かり、自分に似合うはずの本来のパーソナルカラーを受け入れるのにとても時間がかかっていたからです。

診断は秋→冬だったのですが、冬の華やかで鮮やかな色に気後れしてしまい、香咲先生に不安な胸の内をお電話で聞いていただいたこともございました。

こちらの本には、「自分はキレイなんだという勇気を持つ」、「キレイになるために覚悟を持つ」ことの大切さが書かれています。

初めて読んだとき、まさか自分を題材にして書かれたのか!?と思ってしまうほど、心当たりがある項目ばかりでした。

タイムスリップができれば、当時の自分に教えてあげたい!と思う内容がたくさん記載されています。

私は実体験で学んでいったので時間がかかりましたが、この本を始めに読んでおけば、問題を理解し、対処するのもグッと早くなるはずです。

自分のパーソナルカラーに自信が持てなかったり、綺麗にはなりたいけど目立つのは、、、なんて思っていらっしゃる方には、是非ご一読されることをオススメしたいです。

H・Mさん、ご感想、ありがとうございました。

当ブログのタイトルはパーソナルデザインを全面に押し出していますが、しかし、パーソナルデザインは正しいパーソナルカラー診断がおこなわれた上で成りたちます。

正しいパーソナルカラーこそが人生を大きく変える。
それも、あなたの人生をより方向に、勇気を持って進み出すための追い風となって。

パーソナルカラー診断を受けたことで、よりその力が受診者さんの強い追い風となれるように、「パーソナルカラー 似合う色の選び方と活かし方」もまた、力強い仲間になってくれるように願っています。

今回、H・Mさんにとって、まさに私どもの想いがストレートに伝わった感があって、ぜひ紹介させていただきたいと思った次第です。

今後もパーソナルカラーが多くの人々の助けになれるように、電子書籍や当ブログなどでも、お伝えしていきたいですね。

とりあえず新書「外れるパーソナルカラー診断」でも用意してみようかしら・・・。

それではまた――。

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Q:キュート・タイプで分類しないケースがある理由は?

今回は皆さまからのよくあるご質問にお答えします。

:私のパーソナルデザインは「キュート」でしたが、ガーリッシュ/ボーイッシュ/アバンギャルドのどれにも分類されませんでした。「キュート」は必ず3つのどれかに分かれるのでは?

「キュート」を無理に3つのどれかにわける必要はない

「キュート」だからといって、「ガーリ~・ボーイ~・アバン~」のどれかにわける必要がない人は多くいます。

「キュート」には「ガーリ~・ボーイ~・アバン~」の分類がありますが、これはあくまで「キュート」をうまくやっていくための補助でしかありません。

たとえば、先日の受診者さん2人はともに「キュート」でしたが、ひとりはガーリッシュ強めのかたで、もうひとりは逆にガーリッシュ弱めのかたでした。こういう場合は、はっきりとそれぞれにお伝えします。

本来、「キュート」はかなり幅広いファッションを楽しめるタイプ。

でも、小柄な雰囲気のかたが多いので、同じ幅広く使える「ファッショナブル」などのようには、なんでもかんでも持って生まれた「勢い」で着られるわけではないのも「キュート」の傾向です。

そこをうまく補助して「キュート」さんがファッション選びをしやすくなるように誘導してあげるためにあるのが、この3つの分類というわけです。

当然ですが、なかには無理に3つのどれかに当てはめてしまうと、幅広く着られるはずを、逆に狭い範囲に押し込めてしまうことになりかねない「キュート」さんもいらっしゃいます。

ですので、よほどどれかに偏っている場合でもない限りは、「キュート」のかたを3つのどれかに絞らないでお伝えするのが原則なんです。

ところで――
この「キュート」の3つの分類は受診者さんの年齢が変化することによって、もう少し複雑な話になってくるのですが、それはまた別の機会に。

分類を考えるより、何を着ればいいか相談する方が早道

「キュート」をくわしく知りたければ、理屈を考えるより、似合うアイテム優先で自分に合う物を実感していきましょう。

ネット上の情報などでわかりやすく分類しようと考えて時間を使っても、残念ながら受診者さんは本格的に訓練したコンサルタントではありませんよね。

自分の「納得」できる部分を探してしまって、間違った理解をしてしまうかもしれません。

だったら、SNSアプリをひとまず閉じて、手持ちのアイテムや購入したいアイテムの試着画像などをコンサルタントに送ってアドバイスを求めましょう。

そうやって具体的なアドバイスを受けながら一歩ずつ学んでいくほうが、「キュート」を理解するための圧倒的な早道ですし、なにより確実ですよね。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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