「キュート」タイプが苦しむことになるタブー3原則【2】

皆さま、こんにちは。
イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

さて、お待たせしました。「キュート」タイプのタブーをお届けします。

お待たせしました、というのは、前回の記事にかなり強くくいついた読者さんがいらっしゃったもので・・・

皆さん、なにかしら悩みがあるものですね。このブログが助けになればいいのですが。

「キュート」のタブー3原則

「キュート」タイプが自分に合ったファッションをしても、それでも軽く扱われることがある。
そこには3つのタブーがある、と前記事で書きました。

ということで――
「キュート」タイプの人が軽く扱われるのがイヤというなら、次のタブーに注意しましょう。

「キュート」のタブー3原則


  1. TPOをわきまえずかわいい格好をする
  2. 甲高く早口で話し、甲高く笑う
  3. 動きがちょこまかと早い

この3つ――
勘の良いかたはお分かりだと思いますが、すべて子供ならば許されることばかりなんですね。

むしろ、その子供っぽさこそが「かわいい」。

でも、大人がそれをやると「大人になりきれていないイメージ」になってしまう危険があるわけです。

タブーその1「TPOをわきまえずかわいい格好をする」

「キュート」タイプの人は、比較的、「かわいい格好」をしても似合います。

とはいえ、職場や公共の場など、信頼を勝ち得ないといけないような場所などで「かわいい格好」でいけば、TPOをわきまえない人になってしまうだけですね。

野党に責め立てられている時も「かわいい格好」をしていて不真面目だ、とバッシングされた女性の大臣さんもいましたね。

ファッションは時に、TPOや場の雰囲気も考えないといけないのですから、「似合うのだから良いだろう」と貫き通すなら、他人に軽く見られようが気にしない、というパワーが必要です。

黒柳徹子さんのファッションのような、他人に物を言わせない世界を作らないといけません。

そうは言っても、普通の人はそれでは疲れてしまいますね・・・。

ファッションは人生を楽しむものなのに、疲れてしまうような服を着るのって本末転倒(ほんまつてんとう)です(苦笑)

「キュート」に本当に似合うファッションとは?

そもそも、「キュート」タイプの人は「かわいい格好」しか似合わないわけではないんですよ。

どこかに変化のある個性的なデザインが含まれているものであれば(つまり、シンプルなものでなければ)、それでオシャレになれます。

「変化のある個性的なデザイン」といっても、
「ジャケットの襟が少し変わった形をしているだけ」とか、
「ファスナーの向きが斜めになっているだけ」とか、
その程度で良いんですよ。

ブリブリなデザインやコスプレみたいにしないといけない、というのは、よくある誤解でして、ある程度の品があることは他のタイプ同様、「キュート」タイプにも必要なことです。

“どこかに”個性があれば良いだけですから、フォーマルの場にも充分に対応できるというわけです。

どうすればいいのか、いまいちよく分からない、という人は、とりあえずコンサルタントにご相談ください。

少しずつ「場にあったファッション」を使いこなせるようになればいいのですから、焦らずに学んでいきましょう!

タブー2タブー3 については次回にお届けします。

それではまた――。

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「キュート」タイプが苦しむことになるタブー3原則

皆さま、こんにちは。
イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

今回はある意味、Q&Aと言える回をお届けします。

実は、パーソナルデザイン「キュート」タイプの人から、共通したある質問を受けることが多いのですが、先日も似たような質問がありました。

ということで――
いっそ、こちらでお答えしてしまおうと思います。

軽い扱いをされて悩む「キュート」タイプの人々

その質問とはこちら↓

「私は『キュート』タイプですが、よく人から軽く扱われることが多くて、くやしい思いをしています。やっぱり『キュート』タイプでは、他人に認めてもらうのが大変なんでしょうか?」

人間誰しも「軽い扱い」をされるのはイヤなものです。
自分の存在価値を低く見られているような気分になりますね。

せっかく『キュート』タイプに合うファッションに身を包んでも、結局、軽く扱われ続けるのでは、イメージコンサルティングを受けた甲斐(かい)もなくなります。

そもそも、「キュート」タイプの代表的な特徴と言えば――

  1. 「小柄」
  2. 「キュート」

――の2つ。

端的に言うと「小さくて可愛い」・・・
「頼りがいがある」という印象からは、かけはなれた印象を受けるかもしれません。

実際、そういう「キュート」さんもいないこともありません。

軽く扱われるというより、他人から見て守ってあげたくなるような人がいるのも「キュート」タイプですからね。

分かりやすいところで言うと、家族から「君では危ないから車の運転はさせられない」と言われて免許取得を反対される、という話・・・よく聞きます。

やったこともないのに「できるはずがない」と決めつけられ、「周りの人がかわりにやってあげるから、後ろにいなさい」と、まるで子供扱い・・・

守られる=危なっかしい=大事なことを任せて貰えない
 ↓
軽く扱われている気分になる

上のような図式で、くやしい思いをしている、という「キュート」さんの話をよく聞きます。

本当はやればできるし、活動的に生きたい「キュート」さんも多いですからね。

「キュート」タイプでも一目(いちもく)置かれる人はいる

さて、ここで思い出してみると――
「キュート」タイプのなかにも、逆に一目置かれているような人がいますね。

テレビタレントさんで紹介するなら、山瀬まみさんや渡辺満里奈さん、など。
おふたりとも「キュート」タイプです。

「大柄」な雰囲気はありませんし、個性的なものをキュートに(年齢を経ても)着こなせるタイプです。

そして、おふたりの特徴として、テレビ番組では司会を担当されることが多いですね。

全体の回し役を任されているのですから、「軽く扱われている」ということからは正反対の位置に、おふたりともはいらっしゃいますね。
(そういえばベッキーさんも、そういうタイプでしたか)

いったいこの違いは、どこにあるのでしょうか?

もちろん、ここでは「似合わない装いをしていた」というのは論外とします。
似合う装いでも軽く扱われるかもしれない理由――

実は「キュート」タイプの人には、やりがちなタブーがあります。
それも3つも。

しかも、これらは「キュート」さんがとってもやりがちなものばかりなんですよね・・・(苦笑)

これらを普段から注意して生活するだけでも、周りへの印象が格段に良くなります。

ということで、次回、タブー3原則の内容と対策を紹介しようと思います。

それではまた――。

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有名人のパーソナルデザイン紹介はむずかしい?【4】

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタント 香咲ハルミです。

「有名人のパーソナルデザイン紹介はむずかしい?」の最終回をお届けします。

今回の内容は、
受診者さんや後輩コンサルタントから、有名人のパーソナルデザインを気軽に尋ねられても、なかなかお答えできない、
ということと、
その理由です。

「あの人はどのタイプ?」には簡単に答えられない理由

受診者さんだけでなく、後輩のイメージコンサルタントからも、よく、
「有名人の○○さんはどのパーソナルデザイン・タイプですか?」
と聞かれることがあります。

「その人は□□タイプですよ」と、さらっとお答えできればいいのですが、そうもいかないのは、前回までの内容で解説したとおりですね。

さすがに私もすべての有名人をチェックしているわけではないので、よほど話題になっている有名人でもないかぎりは、その人についてゼロから調べないとなんとも言えないわけです。

「あの人はどのタイプ?」は好きな人だから聞いてくる

しかも、ここでさらに簡単に答えることがむずかしい理由がもうひとつあります。

それは、こういう質問では、たいていの場合、「質問する人が好きな有名人」のパーソナルデザイン・タイプを尋ねられることが多い、という事実です。

つまり、タイプを知りたいという理由の土台に、「その有名人が好きだから」という感情面があったりする、ということ。

そこで、私が簡単に「その人は○○タイプですよ」と答えてさしあげても、ショックを受けるコンサルタント/受診者さんもいらっしゃいます。

自分の好きなイメージ──つまり、こうあってほしいという願望の予測──と合わないから、という理由でショックを受けているわけです。

もっと冷静になって見てみればあっさりとわかることなんですが、これが「憧れの有名人」相手となると、質問する人にも感情的なこだわりもあってか、なかなか正解が受け付けられない場合もあるようです。

まあ、そういう人でも、時間が経ってその有名人に対する興味を失えば、
「先生のおっしゃるとおりですね。なんで、当時はわからなかったんでしょう?」
なんてセリフを口にするようになられますけど・・・。

とにかく──
趣味の語らいの場でならともかく、診断というお仕事の場においては、何度も言うように「好き嫌い」は横に置いておかないといけないわけですね。

有名人のパーソナルデザイン紹介には、コンサルタント側もこんな「職人のこだわり」めいたものを忘れないようにしながらやっているのだと、ご理解いただけたかと思います。

ということで、このテーマは終わりです。
それではまた――。

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有名人のパーソナルデザイン紹介はむずかしい?【3】

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタント 香咲ハルミです。

「テレビなどで見てパッと診断は厳禁!」というテーマの第3回です。

とにかく、しっかりと時間をかけて判断すること

パッと見て判断するのが問題なら、どうすれば良いか?
当然ながら、その逆をすれば良いということですね。

その有名人について、じっくりと時間をかけて、真剣に診(み)ること。

そのためには以下の注意も大事な点です。

  1. タイプを判断するための情報は充分(じゅうぶん)に集まっているか?
  2. その有名人を見る自分の目に、好意が入っていないか?
  3. 逆に悪意が入っていることはないか?
「1 タイプを判断するための情報は充分に集まっているか?」

いくら相手は有名人で有名税だ、なんていう感じで紹介するにしても、パーソナルデザインを発表するからには、コンサルタントも真剣に相手の情報を集めてからでないと気軽に発表なんていたしません。

パッと見て、「この人、○○タイプかな?」と思っても、それを心の奥にしまって、時間を置きます。

そして、別の機会に別のシチュエーションで、その有名人を診る。

その繰り返しで少しずつ、本当のパーソナルデザインが見えてきます。

最初に思ったタイプと、情報をたくさん集めたあとで判断したタイプが違うなんてことは、ざらにあります。

少ない情報で思い込むのが、もっとも簡単な「外れるパーソナルデザイン」への道なんですね。

「2 その有名人を見る自分の目に、好意が入っていないか?」
「3 逆に悪意が入っていることはないか?」

そもそもコンサルタントも感情を持った人間です。
好きな人もいれば、嫌いな人もいます。

「この有名人のパーソナルデザインはなにかな?」と考えるのは良い。

でも、その時に少しでもその有名人に対して、好き嫌いがあれば、コンサルタントはまず頭からその感情を消し去る作業をしなければなりません。

「あばたもえくぼ」と言いますが、好意があると現実以上に良い点が誇張されて見えたりします。

逆に、嫌悪感があると良い点が見えなくなったり、それほど大きな問題でもないはずの悪い点がとても大きなものに見えたりしてしまいます。

「好き嫌い」は「外れるパーソナルデザイン」を呼び込む、もっとも強烈な要因のひとつ――
誤診の元なんですね。

少し前に、俳優・高橋一生さんのパーソナルデザインが「グレース」であるのに、「ロマンス」っぽく見える人が多かった、という例も紹介しましたが、まさにこれのことです。

【関連記事】新刊「続・外れるパーソナルデザイン」――こぼれ話「高橋一生」さん

とにかく――

長い時間をかけて情報を集め、
好き嫌いの入らない冷静な視点で診る。

ベストカラーコムではこれを徹底しています。

ということで、有名人のパーソナルデザインは適当にやっているのではなく、とても慎重になって紹介しているんですよ、というお話でした。

それではまた――。

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有名人のパーソナルデザイン紹介はむずかしい?【2】

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタント 香咲ハルミです。

前回の続きで、「テレビなどで数回見かけただけで、パッと診断してしまうのは厳禁!」という話の続きです。

パッと見ただけで診断することが危険である理由は――

  1. 直接、その有名人を診断していない
  2. カラー診断をせずにデザインだけ見るのは危険

――という2点で、「1」については前回解説したとおりです。

「2 カラー診断をせずにデザインだけ見るのは危険」

実は――
有名人をテレビなどで数回見ただけでパーソナルカラー診断してしまうことのほうが、パーソナルデザインを考えるよりもはるかに問題があります。

目の前でドレープをしっかり当てて、診断技術を駆使して判断するのがパーソナルカラー診断ですから、それをせずに「見ただけで判断」なんて論外ですからね。

つまり、テレビや雑誌での姿を適当に見て、パーソナルカラー診断はできない!
と断言しておきます。

そして、パーソナルカラー診断をしていないのに、パーソナルデザインを簡単に結論づけるのは、あまりに適当すぎる行為なんです。

これは電子書籍「続・外れるパーソナルデザイン」内でも書いていることですので、少し抜粋します。

「パーソナルカラー診断をして、似合う色を正しく使った状態の雰囲気・特徴がパーソナルデザイン診断の判断基準になるから」です。

正しいパーソナルカラーを使えば、その人の顔色や雰囲気が良い変化を見せます。その「良い雰囲気・特徴」を土台にしてこそ、正しいパーソナルデザイン診断が可能になります。

逆に似合う色を使っていない状態では、(~中略~)雰囲気が違って見えることもあり、誤診を招く要因になりかねません。


電子書籍「続・外れるパーソナルデザイン」8頁より抜粋

パーソナルカラー診断をしっかりとした上で、パーソナルデザイン診断をする。
これが、あるべき順番です。

でも、有名人ではそれができませんので、気軽にパーソナルデザインを紹介することはできないわけです。

では、ベストカラーコムではどうやって有名人のパーソナルデザインを判断しているのでしょうか?

要は、「しっかりと時間をかけて判断すること」なんですが、その際に気をつけないといけないポイントもあります。

次回、そのポイントについて紹介したいと思います。

それではまた――。

続・外れるパーソナルデザイン

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有名人のパーソナルデザイン紹介はむずかしい?

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタント 香咲ハルミです。

このブログやメルマガでは、よく有名人のパーソナルデザインを紹介しています。

けっこう気軽に紹介しているように思えるかもしれませんが、実は有名人のパーソナルデザインを紹介するのは、そう簡単なことではないんですよ。

少しおおげさに思うかもしれませんが、これ、本当のことです。

そこで、今回は有名人のパーソナルデザインをどうやって診断した上で、ブログやメルマガで発表しているのか――

その裏話をご紹介します。

パッと見てこのタイプ、と確信するのは厳禁!

当社の電子書籍「外れるパーソナルデザイン」でパーソナルデザインを誤診するコンサルタントの傾向を数多く紹介しています。

有名人のパーソナルデザイン紹介は、一歩間違うと、この「外れるパーソナルデザイン」診断をしてしまいかねない危険がたくさん詰まっているものだったりします。

はっきり言って、

テレビなどで数回見かけただけで、パッと診断してしまうのは厳禁!

と断言して良いでしょう。

そもそも――

  1. 直接、その有名人を診断していない
  2. カラー診断をせずにデザインだけ見るのは危険

――という2点の理由があります。

「1 直接、その有名人を診断していない」

当たり前ですが、目の前でしっかり診断するのとテレビで見ただけでは、印象が違って見えることはあります。

数回テレビで見かけただけ」のような程度で、診断してしまうと、「テレビ向けの印象」に惑わされるかもしれません。

後輩コンサルタントと話していると、この初歩的なミスをしている人も多いのがわかります。

後輩「○○さんは『ロマンス』タイプですよね?」

香咲「どうしてそう考えましたか?」

後輩「先日、ドラマで色気のある役をしていましたから」

香咲「でも、他のドラマでコンサバな服装で堅苦しい役をしていたこともありましたね」

後輩「え、そうなんですか?」

よくある会話です・・・。

このあとの会話で、毎度、私は

「少ない情報で判断するのは危険ですよ」

と伝えることになります。

直接診断しない相手だからこそ、手持ちの情報だけで判断なんてしないで、しっかりと相手の情報を集めないといけませんね。

少し長くなってきましたね。
「2 カラー診断をせずにデザインだけ見るのは危険」は次回、解説します。
それではまた――。

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