ステキに目立つか、悪目立ちするか【3】

今回は、お堅い職場のような場所で、悪目立ちしないアレンジの方法を、各パーソナルデザインごとに紹介します。

【前記事】
ステキに目立つか、悪目立ちするか
ステキに目立つか、悪目立ちするか【2】

■「ファッショナブル」タイプ


シャープなものをどこかにとりこむだけ。
べつに派手な格好をする必要はありません。

たとえば、カーディガンやジャケットやなどを無地にすれば、中に着るブラウスやキャミソールにさり気なく幾何学模様を使うとか、またはトップスを無地にしてスカートにストライプを使う……

など、です。

■「フェミニン」&「ロマンス」タイプ


細部にやわらかさが加われば良いですね。

襟(えり)がほんの少し柔らかいデザインになるだけで印象は格段にかわります。
あるいは、スカートの素材を柔らかいものにする……

など、です。

■「キュート」タイプ


個性的な物が似合う「キュート」タイプは、ジャケットに肩章がついていたり、少し目立つボタンが一つついているだけでオシャレに見えますよ。

■「ナチュラル」タイプ


「ナチュラル」タイプはお堅い雰囲気とは相性が悪い、と思っている人が多いでしょうね。

でも、シャツブラウスの襟をジャケットの襟の上に出すとか、ブラウスを中に入れずにオーバーにしてベルトをすると、キチンと感も出て、ラフな雰囲気もさりげなく演出できますよ。

■「グレース」タイプ


上品なタイプである「グレース」はフォーマルとの相性は抜群ですから、簡単ですね。

ただし、品の良い動きをしないと、服よりもそちらのほうが「悪目立ち」するタイプなので、ご注意を。

要するに、似合うファッションとは、コスプレみたいに「大きな変化がないとダメ」というものではない、ということです。

細かい部分を変えていくだけでも良い印象をつくりあげることができるんですよ。

それではまた――。

ステキに目立つか、悪目立ちするか【2】

「ステキに目立つ」ことと「悪目立ちする」ことを混同すると大変、というお話の続きです。

【前記事】ステキに目立つか、悪目立ちするか

さて、この「ステキに目立ちましょう」は、「すでにファッションをがんばる気持ちがある」受診者さんにも伝えることがあります。

がんばる気持ちがあっても挑戦できない場合がある

前回の記事の「オシャレに気おくれする場合」と今回の場合に通じることは、

「チャレンジしない、楽なほう」を選んでしまう傾向がある

ということなんです。

「気おくれする」から「チャレンジできない」というのはわかりますよね。
では、「ファッションをがんばる気持ちがある」のに「チャレンジできない」というのはどういう意味でしょう?

それは、同じような格好からはみ出せなくなっている場合がある、ということなんです。
例えば――

  • 「これが似合いますよ」と新たなファッションアイテムを教えても、ついつい以前と似たような服のほうを選んでしまう。

もしくは――

  • ひとつふたつのベストアイテムを自分で決めて、それ以外のアイテムに挑戦しなくなる

なんてことになる場合があるわけです。
(なかには無自覚にそうしていることも……)

どちらも「いつも似たような格好をしている人」というイメージを他人に持たせてしまうことになりかねません。

「オシャレな人」「いつも似たような格好をしている人」では、全然、印象がちがいますよね。

ひとりで悩まないでイメージコンサルタントに相談を

なにも「たくさん服を買いましょう」と言っているわけではありませんよ。

ただ、せっかく自分のパーソナルカラーとパーソナルデザインを知ったのですから、無数にある似合うアイテムを少しでも多く取り入れて、幅広くファッションを楽しみたいものですね。

だからこそ、こういう人々のために「ステキな自分になることを覚悟しましょう」と伝えることにしているんです。
(これもメルマガなどでは、そういう文脈のなかで出している言葉です)

でも、そのためには、自分ひとりだけでは心もとないなあ、と思うのでしたら、イメージコンサルタントに頼れば良いのです。

あなたの幅を広げるお手伝いをするために、私たちコンサルタントはいるのですから、遠慮しないでくださいね。

さて、これだけで終わるとなんですので、

「お堅い雰囲気の職場で、パーソナルデザインをどうやって取り込めばいいのか」

を次回紹介したいと思います。

それでは――。

ステキに目立つか、悪目立ちするか

ときどき、私は受診者さんに「パーソナルカラー・パーソナルデザインを使いこなすことは、『ステキに目立つこと』だから、ステキになることを覚悟してくださいね」と伝えることがあります。

これについて、

「私の職場はお堅い雰囲気なので、ステキに目立てと言われても、悪目立ちしてしまいます。どうすればいいですか?」

という質問がきました。

本来はこういう内容はメルマガのほうでお届けしてきたものですが、こちらしかご覧になっていない、というかたもいらっしゃるので、お答えします。
→ メルマガ バックナンバーサイト
「ステキに目立つ」ことは「悪目立ち」とは別の意味

この質問をされるかたは、そもそも「ステキに目立つ」ことと「悪目立ちする」が同じ意味にとらえていらっしゃるのかもしれません。

そのとらえ方では、どちらもただ「目立っているだけ」という意味になってしまいますね。

でも、この私が「ステキに目立て!」と言っている意味は「とにかく目立ちなさい」という意味ではないのです。

これは、「今までファッションにあまり力を入れてこなかった人」に向けて言っている言葉なんです。

ステキなファッションに身を包むと、どうしても気恥ずかしくなって、なかなかオシャレに踏み出せず、イメージコンサルティングを受診してもなかなか変われない。
(しかも、これ、無意識に足踏みしている場合もあります)

でも、そういうかたでも「もっと人生を良くしたい」からこそ、コンサルティングを受診したわけです。変わりたいんですよね。

だから、最初の一歩を踏み出す勇気が必要。

そこで背中を押すためのコンサルタントの言葉が必要なら、「ステキになる覚悟をもって、人生をレベルアップさせましょう!」と伝えます。

(メルマガなどでも、そういう文脈のなかで、この言葉が出てきますよ)

「ステキになって目立つ」とは、つまり「人の目にとまること」

他人から「ステキだな」と思われる人って、良い意味で目につく人――人の目にとまるからこそ、ステキかどうか感じてもらえるわけです。

人の目にとまらないようでは、「いくら私は変わったつもりなんだけど」と言っても、「ステキな人」とは思ってもらえません。

繰り返しますが――「ステキになって目立つ」とは、つまり「人の目にとまること」。

それがあなたをどこにでも転がってる石ころではなく、「特別な宝石」たらしめるんです。

宝石が輝くことを恐れないように、あなたも輝く自分の人生を楽しんでくださいね。

さて、この「ステキに目立ちましょう」ですが、実は「すでにファッションをがんばる気持ちがある人」にも伝えることがあります。

自分を飾ることに気おくれする人とは逆に、やる気マンマンな人相手でも、この言葉が必要になる場合もあるんです。

それは次回、解説します。

(また回をまたげば、お堅い職場でどうやってパーソナルカラー・パーソナルデザインを活かせばいいのか、もお伝えする予定です)

それでは次回に――。

コンサルティング報告――「秋」「フェミニン・ナチュラル」

今回、ご紹介するA・Kさんは「秋」――
つまり、濃い色が似合うわけで、夏場でも「秋」は濃い色でないとダメなの? という質問の答えにもなっていますよ。

― 内容・写真はお客さまの了承を得られた場合のみ紹介しています ―

今回の受診者のA・Kさんの情報は――
  • パーソナルカラー:「秋」
  • パーソナルデザイン:「フェミニン・ナチュラル」
今回の買い物コンセプトは――

実はこの日の依頼は、A・Kさんが「パーソナルカラーとパーソナルデザインの勉強がしたい」ということで、お買い物はしない予定でした――が、

いつもの穴場のお店1件にご案内すると、いろいろ似合うものが見つかってしまい、やっぱり買ってしまったというわけです。

というわけで、コンセプトらしいものもなかったのですが――

  • 「秋」タイプが夏に着られる色で休日をオシャレに

――というところですね。

濃い色が似合う「秋」の人ですが、夏場も全身濃い色ではちょっと暑苦しく感じてしまうかもしれません。そこで、薄着の多い夏場なら、うすめの色でも使い方によって、ちゃんと似合うんですよ という内容にしました。

ご本人いわく「お盆の旅行にちょうど良い~」ということでした。

AKさん(フェミニン・ナチュラル)の写真

A・Kさんの感想はこちらです(A・Kさん、ありがとうございました)。

金曜日は暑い中、ありがとうございました。
PC・PDの見極めから、お店情報まで、いろいろと勉強になりました!

あのお店で買ったものですが、
ストール4本、ワンピース3枚、ロングスカート1枚、ロングカーディガン1枚の計9点でなんと25200円!
あの日着ていた○○○で買ったスカート1枚分と同じくらいの値段です。
すばらしいお店ですね。
機会があったら、また行ってみようと思います。

まだまだ暑い日が続くようですので、どうぞご自愛ください。

コンサルティング報告――「冬」「グレース・フェミニン」

今回ご紹介するT・Hさんは、以前に私からコンサルティングを受けられたお友達がステキに大変身したのに魅(み)せられて、受診されました。

― 内容・写真はお客さまの了承を得られた場合のみ紹介しています ―

今回の受診者のT・Hさんの情報は――
  • パーソナルカラー:「冬」
  • パーソナルデザイン:「グレース・フェミニン」

THさんの写真1THさんの写真2

今回の買い物コンセプトは――

ステキな変身ぶりに魅せられたお友達と、同じレベルでお茶やお出かけができる装いを見つけたいとのことでしたので――

  • 友達と一緒に気軽に一段上のオシャレ

――です。

ということで、普段から気軽にオシャレを楽しめる「着やすく、お洗濯もしやすい」ワンピースやスカートを見つけました。

THさんの写真3

T・Hさんの感想メールも一緒にご紹介します。
T・Hさん、ありがとうございました。

T・Hさんの感想メール


自分に本当に合う色やデザインがどんなものなのか…いつかはプロの目で診断してもらいたいと思っていました。偶然にも友人からの紹介で香咲先生を知った時は迷わず飛びついてしまいました。
学術的な分析と豊富な知識、様々な角度からの診断は予想以上の驚きでした。

私の場合は「冬」。
明度の高いものと低いもの両極端ということで、なるほど中途半端な明るさはパッとしなかったのが納得できました。
「グレースフェミニン」タイプということでしたのでフォーマルで上品、そしてシンプルな感じのものが合うと判断されました。

お買い物に同行していただきワンピースを沢山勧められたのには始め戸惑いました。でも次々と試着すると今までの自分の思い込みが段々消えて新たな発見に変わっていきました。
こんなデザイン、あんな色、香咲先生にアドバイスを受けながらのお買い物は何を選ぶのか何を選んではいけないのかを明確にしてもらえたと思います。
楽しいお買い物タイムでした。

実は診断日前日、嬉しくて寝つけなかったのです!香咲先生に言うと「今夜は買い物に疲れてぐっすりですよ」
でも、その日も…お買い物したお洋服達を早く着たくてなかなか寝つけませんでした。
有意義な1日でした。ありがとうございました。