Q:「診断の日にたまたま着ていった服の雰囲気で、診断結果が左右されるようなことはありませんか?」

公式サイト「イメージコンサルタント 香咲ハルミ / ベストカラーコム」
の「よくあるご質問 (Q&A)」に上の記事タイトルの内容を一件追加しました。

上記のリンク先で簡単ですが、質問に対する答えを載せていますが、こちらではもう少しくわしい内容をお届けします。


少し前に次の質問を受けました。

・Tさんからの質問


パーソナルデザインの存在を知った際にパーソナルデザインについて色々調べたところ、第一印象も診断材料になると書いている先生がいらっしゃいました。(香咲先生ではありません)

ということは最初に着ていく服の雰囲気なども重要なポイントになる気がしてなりません。

なぜなら、私は色々なテイストの服を時、場所、気分によってかなりガラリと変えます。エレガント系、お嬢様系、コンサバ系、クールセクシーな感じ(少しモードかな?)、かなりカジュアルなど、まったく違います。

なんならしゃべり方や仕草、モード(スイッチ切り替わる)も変わります。

自分ではあまりに違う自分がいすぎて、こんなカメレオンみたいな人でも正しく診断していただけるのだろうか? 本当に自分に似合うパーソナルデザインを診断していただけるのだろうか? と、ちょっと不安です。

この質問を受けて、サイトのQ&Aに追加することになったわけです。

なお、私の返信をまとめると、以下のようなものです。


まず結論から申し上げますと、何をお召しになっても、どのような所作をされても、診断には反映いたしませんので、ご安心ください。

実は、お客さまの中には、いつも着ているものとはあえて違うよそおいで、診断に来られる方も少なくありません。

その理由は、いつものよそおいのままで行って、そのままの結果になることを懸念されるからだそうです。
(電子書籍「外れるパーソナルデザイン」が参考になると思います)

しかしながら、受診者さんのいつもしているよそおいや、自由によそおいを変える点などに影響されるようでは、正しいコンサルタントの技とは言えないと考えております。

つまりは、T様が本来どのようなタイプで、その結果どういうよそおいをすれば一番自然でステキに見えるかのみを追求し、診断するのが、私の仕事なのです。

なお、どのような診断結果になっても、その後のよそおいや振る舞いをそれ(似合うアイテムや似合う動き)に合わせるかどうかは、ご自身で考えたり、楽しまれたりして、かまわないのです。

私自身は20数年、あまたの人の分析をしてきております。コンサルティング後もいつでもフォローさせていただきますので、どうぞ安心して受診されてください。

きっと楽しいコンサルティングになると思います。
どうぞ、楽しみになさってくださいね。

もちろん、第一印象を無視していい、というものではありませんよ。そこに囚われすぎて、コンサルタントが先入観を持ってしまっては「外れるパーソナルデザイン」診断をくだしていまいかねない、ということですね。

ちなみに、Tさんはこの後、無事に(?)イメージコンサルティングを受診されたのでした。

人それぞれ、さまざまな疑問を持つものです。
不明な点があれば、いつでも上記バーの「お問い合わせ / ご依頼」からお問い合わせくださいね。

それではまた――。

新刊「外れるパーソナルデザイン」好評発売中です。

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「テロンチ」「スカーチョ」「スカンツ」とパーソナルデザイン【2】

前回は、パーソナルデザイン・タイプごとの「テロンチ」の使い方について紹介しましたが、今回は「スカーチョ」「スカンツ」です。

えーと、ファッション用語って、なんでもありですね。

【前記事】「テロンチ」「スカーチョ」「スカンツ」とパーソナルデザイン

「スカーチョ」と「スカンツ」

スカーチョ
「スカーチョ」「スカンツ」も聞き慣れない言葉ですが、造語ですね。

スカート+ガウチョで「スカーチョ」。
スカート+パンツで「スカンツ」。

――ということだそうです・・・。

どちらも、はやりのガウチョパンツより、見た目がスカートに近く、キレイめトップスにも合わせやすいですね。可愛らしさと動きやすさをあわ持つ使いやすいアイテムです。

実は香咲は、これまでも「キュート・ガーリッシュ」「グレース」「フェミニン」「ロマンス」タイプのお客さまには、このタイプをオススメすることが多かったのです。


ここで一番大切なのは――後ろ姿がどう見えるかですよ。

ガウチョパンツの記事でも書きましたね。

【関連記事】ガウチョパンツ――パーソナルデザイン別の使い方

楽なのはわかっていても、なかなかパンツがはけないという人もいますが、だいたいは「おしりの形がクッキリ出るのが気になるから」とおっしゃいます。

でも、そこをきちんとカバーしてくれるデザインさえを選べば、キレイに着こなせますよ。つまり、女性らしいデザインが似合う人にはうれしいパンツが「スカーチョ」と「スカンツ」ということですね。

それではまた――。

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「テロンチ」「スカーチョ」「スカンツ」とパーソナルデザイン

この春の店先に出てきているファッションアイテムが、
「テロンチ」「スカーチョ」「スカンツ」
というもの。

ご存じないかたもいると思いますので、簡単に紹介。
(もちろん、パーソナルデザインにからめたお話です)

「テロンチ」=テロンとしたトレンチコート

テロンチの写真
テロンとしたトレンチコートで「テロンチ」・・・。

ベストカラーコムの代表が思わず「ファッション用語なのに、なんて名前の付け方・・・」と絶句していましたが、まあ、気持ちがわかりますね (^ ^;)

(なお、代表って私のことではないですよ。コンサルティング中には顔を出しませんが、メルマガ「センスが無くてもイメージコンサルタントになれる」では一緒に出ていますので、ご興味があればどうぞ)


「テロンチ」はレーヨンなどの柔らかい素材を使って張り感を減らし、サラッと羽織れて、女性らしさを表現できるコートです。

これまで、「ロマンス」タイプ・「フェミニン」タイプの人には使い勝手の悪かったトレンチですが、「テロンチ」なら、とてもステキに着こなせますよ。

先日のお買い物同行の際に、「フェミニン・ナチュラル」のお客さまに試着していただいた時も、とてもお似合いでステキでした。

ただし、「テロンチ」と言っても、上の写真の物以外にも、さまざまなデザインがありますので、パーソナルデザイン・タイプの特徴に合う「テロンチ」を上手に選びましょう。

さて、今回はここまで。
日をおかずに「スカーチョ」と「スカンツ」も紹介しますね。
それでは次回に――。

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外れるパーソナルデザインの有名人例――波瑠さん

今回は「外れるパーソナルデザイン」にされそうな有名人をご紹介します。

「外れるパーソナルデザイン」とは、弊社の電子書籍「外れるパーソナルデザイン」からとったもの。この記事ではパーソナルデザインが間違われやすそうな人のこと、とお考えください。

女優・波瑠さんのパーソナルデザインは?

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今回、紹介するのは、ドラマも佳境を迎えつつあるNHKの朝ドラ「あさが来た」で主役の白岡あさをつとめていらっしゃる波瑠さんです。

以前、「あさが来た」キャスト陣のパーソナルデザイン紹介で、白岡あさの周囲にいる男性には「ロマンス」タイプの男性が多く、やわらかい雰囲気であさを支えている雰囲気があるドラマです、と紹介しました。

【関連記事】NHK朝ドラ「あさが来た」のパーソナルデザインは?

そのなかで、波瑠さんのパーソナルデザインにも軽~く書きましたが、彼女は、

「グレース」タイプ

です。

理由の一部分をあげるとすると――

  • 中肉中背で、小柄でもなく、大柄でもない。
  • 顔の大きさと肩幅や身長のバランスが良い。
  • 目鼻立ちも端正(たんせい)で、整った雰囲気がある。
    (あえて悪く言えば、個性が少ない顔立ち)

第一印象は、「可愛い」というより「キレイ」といった感じの人ですね。

「あさが来た」のなかでは、あさはすでに40代の女性になっているわけですが、少し威厳が出てきた部分も、波瑠さんはちゃんと演じていますね。無理している感じにならないのも、彼女が「グレース」ゆえ、と言える部分もあるでしょう。

台詞回しでも、感情的に話すより、端的に率直にスマートに話す方が説得力があり、合っています。

若さゆえの元気さや普段の格好に惑わされると誤診する

ところが、この波瑠さん、ドラマのなかのあさ役自体は無鉄砲で猪突猛進ぶり。「びっくりぽん」なんて変な口癖もかわいらしい感じですね。

つまり、
「『グレース』というより『キュート』や『ファッショナブル』のようなポンと飛び出しそうな感じじゃないの?」
と誤解する人もでてきそうです。

ただし、それは役であるあさがそうなだけ、波瑠さん自身がそうではないことは先に書いたとおりです。

波瑠さん自身もまだ若い女性ですし、若さゆえの溌剌(はつらつ)さもあるでしょう。でも、こういうところで引っぱられると、「外れるパーソナルデザイン」に陥ることがあるわけです。

また、ある広告のポスターでの波瑠さんは、ボーイッシュな格好をしていたり、バラエティ番組などに若者が好むような(まあ、若いんですけど……)かわいらしい格好で出てきたりする姿も見られます。

ここでも「やっぱり『グレース』じゃ、ないんじゃないの?」と思うかもしません。

でも、これって、「普段の格好」をそのまま受け取ってしまっているだけで、波瑠さんの個性を見抜いた答え、とは言えませんね。

どうしても、よくわからないという人は、同じ「あさが来た」で姉役を演じている「キュート」タイプの宮崎あおいさんと、波瑠さんを並べて見てみれば、一目瞭然で違いがわかりますよ。

まとめ

とにかく――
電子書籍でくわしく解説していますが、今回のような「外れるパーソナルデザイン」にならないためには、

  • 若さゆえの「かわいさ」や「溌剌さ」に引っぱられず、個性を見抜く
  • 普段している格好や言動をそのまま受け入れずに、個性を見抜く

ということが大事なんです。

それではまた――。

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公式サイトの「受診された方の声」に一件追加しました

公式サイト「イメージコンサルタント 香咲ハルミ / ベストカラーコム」
「受診された方の声」に受診者の感想メール紹介を一件追加しました。


今回は
「春」「ナチュラル・グレース」さん
「自分に合う物は自分が一番分かるという自負が打ち砕かれて」
です。

「自負が打ち砕かれて」なんて、すごいタイトルですが、内容はイメージコンサルティングで、本当の似合うものが何か、を理解できた受診者さんの喜び大爆発! という感じのものですよ。

少しずつ減ってる口紅放浪者【3】

「口紅放浪者」編の最終回です。

若い世代に濃い口紅が流行し始めた理由

最近の若い女性の間で、だんだんとはっきりした口紅をつけている人も増えてきています。
考えられる理由としては――

  1. 化粧品業界が濃い口紅を売り込み始めている

    薄付きの口紅は、すでに女性の間に行き渡っていると言っていい現状です。メーカーとしては、「新商品」として、今度は濃い口紅を仕掛けていきたいと考えているようです。


  2. アラフォー以上の女性が薄い口紅で顔色が良くならないのを若い女性が感じ始めた

    母親などのベージュの口紅を見て、「顔色が悪い」とか「キレイじゃない」と感じてきた子どもたちが、今、大人になってきて、自分はそういう風にはなりたくない、ちゃんと化粧したいと感じる人が増えてきています。

「時代は回る」と言いますが、

ひと昔前、母親の濃い口紅とブルーのアイシャドウを嫌がっていた若い人たちが母親世代になって、今の若い世代に薄いのではダメと思われるようになった――

という逆転現象が起きはじめているようですね。

濃い口紅を使ううえでの注意点

ということで、徐々にはっきりした色の口紅が求められ始め、薄い口紅では顔色を出せなくて「口紅放浪者」になっていた女性も、だんだんと減りつつあることは良いことだとも思います。

ただし、注意点としては、濃い口紅は、はっきりした色合いだけに、自分のパーソナルカラーに合わない色を使うと、より顔色を悪くする危険があります。

しかも、似合う赤い口紅をさがすとしても、ようやくメーカーが重い腰を上げはじめたところなので、まだまだ市場が追いついてきていません。

自分のパーソナルカラーに合った口紅なら、多少濃いめの色でも、顔色をさらによくしてくれますので、しっかりと合う物を探しましょうね。

そんなこと言われても、自分では探しきれない、というかたは、イメージコンサルタントに相談してくださいね。

それではまた――。

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