電子書籍「パーソナルカラーとパーソナルデザインのおもしろ雑学集1&2【合本】」 発売開始!

これまで「パーソナルカラーとパーソナルデザインのおもしろ雑学集」の1巻と2巻を発売してきました。

香咲がコンサルティング中に話す膨大な内容からも、たくさん本書に含まれていますので、受診者さんの復習にも使えると好評です。

そして、ここにきてようやく、第3巻の執筆を開始しました!

――で、その前に、前2冊を1冊にまとめて合本として販売することになりました。

パーソナルカラーとパーソナルデザインのおもしろ雑学集1&2【合本】

パーソナルカラーとパーソナルデザインのおもしろ雑学集1&2【合本】

膨大なイメコンの雑学を一冊にまとめた決定版

パーソナルカラーとパーソナルデザインにまつわる、大小さまざまな雑学を、ササッと読める形でたくさんご紹介してきた「おもしろ雑学集」の1巻(2014年版)と2巻(2015年版)を1冊にまとめたものです。

古くなった内容などを書き換えたり、文章をより読みやすく大幅にブラッシュアップした、大ボリューム版でお届けします。

お値段も前2巻はあわせて 1500円でしたが、今作は実質値下げして 1000円となり、より、お求めやすい価格になりました。

くわしくは下のリンクから、ごらんください。

■ 著者:香咲ハルミ/ベストカラーコム

■ 価格:1000円(税込)

■ 送付形式:PDFファイル(PC・スマートフォン・タブレットPC等でも読める形式です)


■ 詳細ページへのリンク

パーソナルデザイン・タイプごとに似合う着物の具体的な例

前回、どのパーソナルデザイン・タイプの人でも着方によって着物でステキになれますよ、と説明しました。

今回は簡単ではありますが、パーソナルデザイン・タイプごとに似合う着物の例を紹介しましょう。

パーソナルデザインごとの着物

着物を選ぶときに、各パーソナルデザインごとに以下のポイントに注目して選ぶと良いでしょう。

■ ファッショナブル・タイプの着物の一例

  • 華やかで大きな柄のもの
  • 半襟の幅が少し広いもの
  • 着物とはメリハリのある色の帯
  • 華やかな変わり結び
■ ナチュラル・タイプの着物の一例

  • 無地のもの
  • 上品な縦の柄や直線的な柄のもの
  • 規則的で小さい花柄のもの
  • ほどよい変わり結び
■ グレース・タイプの着物の一例

  • 無地(地模様)のもの
  • 小花の柄や、きちっと並んだ柄のもの
  • 着付けは正統派にしましょう
  • 標準的で上品な変わり結び
■ フェミニン・タイプの着物の一例

  • 中くらいの花柄のもの
  • 少し大きめの柔らかい花柄のもの
  • 華やかな帯
  • 帯揚げも華やかにしましょう
■ ロマンス・タイプの着物の一例

  • 大きめで柔らかい丸みのある柄のもの
  • 抜き襟
  • 半襟を幅広にしましょう
  • 華やかな変わり結び
■ キュート・タイプの着物の一例

  • 大きさの違う花柄がまじるもの
  • 半襟の色を楽しみましょう
  • 少し抜き襟
  • 変わり結び(アシンメトリーのもの)

上で紹介したものはあくまで一例ですが、参考になるかと思います。

ところで、前回の記事で帯の工夫について触れましたが、帯というなら帯揚げや帯締めの形でも一工夫で、パーソナルデザインごとの着物を楽しめますよ。

例えば、グレース・タイプなら帯揚げは帯の中に、ファッショナブル・ロマンス・キュートなら帯の上に華やかにアレンジ、などといった具合ですね。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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Q:グレース・タイプは着物で、キュート・タイプは浴衣?

新年ということで、今回はお着物のお話です。

先日、タイムリーなことに、次のような質問がありました。

:グレース・タイプは着物が似合うけれど、キュート・タイプは着物は似合わず、浴衣が似合う――と、どこかで聞きましたが本当ですか?

キュート・タイプだって似合う着物はあります

この質問、「本当ですか?」と聞かれれば、正解は「本当ではない」ということになります。

実際、コンサルティング中には、
グレース・タイプは正統派の着物の着こなしで充分美しくなれ、とても似合う」
ということをお話しすることもあります。

また、
キュート・タイプは小ジャレた浴衣でも充分可愛い」
などと、ご説明することもよくあります。

ですが、これはグレースは着物は似合うけれど浴衣はダメ、とか、キュートは浴衣は似合うけれど着物はダメ、という意味ではありませんよ。

着物と一口でいっても、そのデザインは実にさまざまな物があり、細かい違いを見ていくだけで、どのパーソナルデザイン・タイプにも似合う着物や浴衣がちゃんと存在しています。

つまり、「自分の個性」に合った着物や浴衣を探せば良いわけです。

ですので、グレースだろうが、キュートだろうが、着物や浴衣にNGを出す必要はないんですよ。

「何を着るか」だけでなく「どう着るか」も大事

先ほど、似合うデザインの着物や浴衣を探せばいい、と書きましたが、ここで大事なことをもうひとつ。

それは「着こなし」です。

実のところ、同じデザインの着物であっても、少し着方を変えるだけでも似合う度合いが変わります。

例えば――同じ着物でも、帯で一工夫。

帯がグレースに似合いそうな正統派のお太鼓だったのなら、変化のある変わり結びにすれば、ファッショナブルキュートにだって似合うものに変化します。

他にも半襟の色選びで工夫できます。

グレースナチュラルは、自分のパーソナルカラーの中の白や薄めの色を持ってきて着物とグレデーションにすると似合いますし、他のタイプは着物の補色などを(当然、自分のパーソナルカラー内から)選ぶようにする、といった具合です。

他にも工夫できるところはありますが、以上のように、細かいところの着こなしの変化で同じ着物を違うパーソナルデザイン・タイプの人が着ることだってできるんですね。

(もちろん、これは着物だけの話ではなく、服装全般に通じる話でもありますよ)

ということで、どのパーソナルデザイン・タイプの人も、自分に似合う着物や浴衣を選んで、和装も楽しんでみてくださいね。

今回はここまで。
それではまた――。

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