Q:通販サイトにある化粧品の画像で似合う物を探せますか?

今回もQ&Aをお届けします。

:ネットで見つけた化粧品のURLを送りますので、私に似合うか確認していただけますか?

A:化粧品をネットの写真だけで判断することはできません

残念ながら、服と違って化粧品は、ネット上の写真や情報だけでは、その人に似合うかどうかの判断をくだすことはできません。

というのも、スマホやパソコンの画面は機種によって表示されている色が微妙に違います。

同じ機種の画面でも調整によって、少し違う見え方をしている場合もあるのが現状です。

つまり、同じサイトの商品を見たとしても、あなたが見ている画面と私が見ている画面では、同じ色に見えているとは限らないわけです。

しかも・・・

なかには化粧品メーカーの公式サイトに掲載されている画像ですら、実物では全然色が違っているという商品もあるくらいですよ・・・

化粧品は必ず自分の肌でテストして選ぶこと!

最近は「こちらはイエローベース」「こちらはブルーベース」と説明付きの化粧品もありますね。

「これで化粧品探しも少し楽になりますね」と言いたいところですが、実際はそうも甘くないのがメークの世界。

というのも、化粧品のなかには記載されている色名と、商品の実際の色が微妙に違っている物もあったりするくらいだからです。

要するに――化粧品は実際に試して色を確認するのが必須!

しかも、顔に付けてから時間が経つと変色していく物もあったりするので、付けてすぐ外してしまうのではなく、時間を置いて変色しないか、まで確認するとなおさら確実です。

ということで、化粧品探しは少し手間がかかりますが、自分の顔色に関わるもっとも重要なアイテムです。

それだけの価値があることを理解して、しっかりと自分の顔でテストして選ぶ習慣をつけましょう。

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Q:最近、パーソナルカラー「春」「冬」はよりツヤ肌を強調、「夏」「秋」はマット肌にするメーク方法が流行りですがどうですか?

今回も、コンサルティング中に私が説明をはしょると、あとでよく寄せられることになる質問についてお答えします。

:最近、パーソナルカラー「春」「冬」はよりツヤ肌を強調したり、「夏」「秋」の人はよりマット肌にするようなメーク方法が流行していますが、このやり方は私もできますか?

A:肌ツヤを不自然に強調しすぎることはおすすめできません

パーソナルカラーによって肌ツヤを出したり、不必要にマットにしすぎたりするやり方はおすすめできません。

最近、よく聞くのが――

「彩度が高い物が似合う『春』『冬』の人は化粧品でツヤ肌を強調する」

とか

「彩度が低い物が合う『夏』『秋』の人はマットな肌になる化粧品を使う」

といったことをしている人がいる、というものです。

ただ・・・これって、あまりおすすめできるやり方ではありません。

服選びで彩度が重要なのは言うまでもないことですが、その「似合う服」によって、あなたの顔色は底上げされているはずです。

その顔色をメークでさらに強調してしまうと、どうなるか、冷静に考えてみましょう。

ピッカピカの顔も、逆にマットすぎる唇も、どちらも不自然ですよ。厚化粧で顔色を潰しているのと変わりません。

ということで、「ツヤ肌・マット肌」に関しては、パーソナルカラーにおける「彩度」に結びつけなくてかまわない、という結論になります。

そもそも、どのパーソナルカラーであろうとも、肌はほどよくツヤがある人もいれば、マットな肌の人もいます。

これを、「春」「冬」はツヤ肌にするとか「夏」「秋」はマットにするというのは、逆に不自然さを強くしてしまうことになりかねないわけです。

マットな肌の強調は危険!

このパーソナルカラーの彩度に合わせた肌ツヤ強調メークですが、「夏」「秋」のかたがことさらマットな肌感にしようというメークは危険です。

そもそも「キレイな目と唇」にはツヤがあるもので、口紅などを使ってそのツヤを引きたてようとしているわけです。

そのツヤを逆に消していこうというメークって、わざわざマネキンみたいに生気のない顔色にしてしまうわけで、メークの意味がなくなってしまいますよね。

なんにせよ、やりすぎ注意、です。

そもそも似合う服とメークをすれば、余計なものはいらない、真のナチュラルメークが可能になるのですから。

もちろん、パーティーなどあえて派手にするべき時は、場合によってピカピカメークも必要になるときもありますから、結局、TPOを考えて使いこなしましょう、ということになりますね。

ということで、パーソナルカラーの彩度と肌の彩度を結びつける考え方はすこし短絡的でデメリットの多いやり方だといえるでしょう。

今回はここまで。それではまた――。

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上手なメーク/上手な買い物ができない理由

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

パーソナルメークでも、なぜか厚塗りになってしまう人

パーソナルメーク(自分のパーソナルカラーとパーソナルデザインに合ったメーク)をすれば、厚化粧になったり、余計な手間をかけなくても、ちゃんとステキにメークできることは、当ブログでも繰り返し伝えています。

ただ・・・なかには、パーソナルカラーに基づくメークをしているはずなのに、ついついメークに時間がかかったり、化粧が足りない感じがして厚塗りになってしまっている人も少なくありません。

そんなメークがうまくいかない人にお勧めしたい、とっても簡単なテクニックを紹介しましょう。

メークするときは似合う色・デザインの服を着るべし

そのテクニックとは、すごく簡単なことなんですよ。

メークをする時に似合う服を着るだけ。

パーソナルカラーに合わない服の状態では顔色が出ませんね。

顔色が物足りない状態でメークをすれば、ついつい付けすぎたり、いらない部分に付けたりしたくなるのも当然です。

パーソナルメークをなかなかうまく使いこなせないというかたは、適当な格好でメークをしたり、メークをしてから服を着替えるという順番ではなく、服を整えてからメークをするようにしましょう。

もちろん、華美なオシャレをしてメークしようと言っているわけではありませんよ。

パジャマや部屋着でメークしても良いので、これらにも自分のパーソナルカラー/デザインに合った物を選んでおこうというだけですね。

(もちろん、似合う色の化粧品を使って、というのが前提条件ですが・・・)

服を買いに行くときは似合うメークで行くべし

メークをする時は似合う服で、と書きましたが、その似合う服を買いに行くときには似合うメークで行くことを忘れないでください。

パーソナルメークで顔色が良くなった状態のほうが、正しい服を選べる確率が高まります。

パーソナルメークではない(顔色が出ていない)状態では、どうしても似合う服の力も半減してしまいますから、なかなか「これだっ!」と実感できる服を探しあてるのが難しくなる人もいるでしょう。

メークをする時は似合う服で――
服を買う時は似合うメークで――

これをやるだけでも、かなり楽になると思いますよ。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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パーソナルカラーの誤診でチークが浮いて感じる人が急増中?

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

チークを付けると浮いて見える?

最近、受診者さんのなかに「普段からチークは付けない」という人が増えています。

理由は、

  • チークを付けると、浮いて見える
  • チークを付けても、効果が感じられない

ということだそうです。

パーソナルカラーを話題にしている人たちの間で「ノー・チーク」が流行しているとのお話までありました。

マスクで口紅を付けず、ついでにチークも付けないなら、もうそれはスッピン同然ですね。楽で良いとも言えますが (^ ^;)

浮いて見える(効果がない)チークの理由

パーソナルカラーのすごいところは、人によっては口紅とチークだけでお化粧が済んでしまえるくらいに、顔色を出せるようになることです。

つまり、口紅と並んでチークはメークのなかでも、とても大事な部分なんです。

なのに、「チークが浮く」とか「チークで顔色が出ない」と感じるのだとしたら、それは・・・

パーソナルカラーを誤診されているのかもしれません。

そもそも合ってないチークだから、浮いて見える・効果がでない、だけなのかもしれません。

そのせいで若い女性でチーク離れが進んでしまった、というのでは、パーソナルカラー診断の意味がなくなりますね。

正しい診断結果でチークの絶大な効果を実感

なお、私の診断を受けたあとには、

「チークでこんなに顔色が変わるなんて!」
「チークが全然、浮いて見えません!」
「似合うチークだと、自分の目がキラキラして見えます!」

とチークへの考えが変わる人が多いです。

さっきまでチークはいらないと言っていた受診者さんたちが、「チークは必須ですね!」と180度逆のことをおっしゃるようになります。

本当の似合うチークは、決して浮いてみえるなんてことはなく、顔色を良くし、目を輝かせるための絶大な力があるということですね。

マスクを付けている時代だからこそ、本当の似合うチークでしっかりと顔色を出して、ステキな自分を演出しましょう!

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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口紅のせいで唇が荒れる人々【2】

前回に続き、私は元気です。
味覚障害や発熱などもなく、穏やかな日々を過ごしております。

さて、ゴールデンウィークも終わり、だんだんと雨期が近づいてきている日本ですが、それでも唇の乾燥や荒れが止まらない、という声もときおり聞こえてきます。

ということで、唇の荒れを防ぐためのお話の続きです。

メークしなければ肌荒れはかなり防げる

唇や肌の荒れを防ぐために大事なことは、
「休メーク日」
をもうけること。

メークしない日、もしくはメークをしない時間をできるだけ増やすこと。

これって多くの人に効果てきめんです。

前回、書いたように化粧時間が長いと肌荒れが起きる確率が上がります。

とくに唇は粘膜が露出している部分。そこに口紅を塗り続けていれば、荒れやすくなるのも分かりますよね。

唇に限らず、何かを塗り続けるのは肌の健康には良くない、ということでしょう。

実際、受診者さんのなかにも、「休メーク日」を作る、または一日のうちで「休メーク時間」を多く作るようにしたかたで、「肌荒れが改善した!」という人も多くいます。

あせていた唇の色が回復してきた、と大喜びされていた受診者さんもいらっしゃいましたよ。

ただ、ここでひとつ、勘違いしないでいただきたいのですが、私は「メークは悪だ!」と言っているわけではありませんよ。

「あなたのステキ度をアップさせてくれるのがメーク」
なんです。ですから、
「メークと賢く付き合っていきましょう!」
と言いたいのです。

ダイエットが肌荒れを呼ぶ

もうひとつ注意したいのが、過度なダイエットです。

過度なダイエットでは体から栄養が抜けてしまいます。

そして、先ほども書いたように、唇は粘膜が露出している敏感な部分。
栄養が少しでも抜けると、その影響が目に見えて現れるのが唇というわけです。

唇や肌の荒れを防ぐためには、以下のような健康的な生活が必要ですね。

  • 適度な食事
  • しっかりした睡眠
  • ポジティブな思考や言動

結局、一時的にキレイになることは簡単にできても、
ずっとキレイでい続けたいのなら、健康的であれ、
ということでしょう。

それに、ダイエットで免疫力が落ちれば、感染症などにも負けやすい体になってしまいますし、注意が必要ですね・・・。

ただし――
なかには、ここまでやっても治らない人もいます。
その場合は、当然、お医者さんにかかる必要もあります。
自分の健康に過剰な自信を持つのも良くないでしょう。

そうはいっても、まずは自分でできることは試してみる。
その上での話だと思います。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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口紅のせいで唇が荒れる人々

乾燥した冬も終わったのに、まだ唇がカサカサして荒れる。
そんな経験ありませんか?

ということで、皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

私は元気です。味覚障害などもなく、穏やかな日々を過ごしております。

ずっと同じ口紅を使い続けて唇が荒れる人がいる

さて、冒頭で問いかけたように、唇が荒れてしまう女性は、それはそれは多いものです。

イメージコンサルティングと健康は直接関係ないのですが、メーク関連ということなのか、よく肌荒れについて相談されることもあります。

実のところ、口紅にはさまざまな物質が入っています。
それを唇という粘膜部分に塗るわけですから、いろいろな反応が出てくるのも当然でしょう。

実際、口紅に限らず、ずっと同じ化粧品を使い続けると、肌が荒れるようになる人がけっこういます。

アレルギー反応というほどではないのでしょうが、唇がその口紅に対して拒否反応を示し始めることがあるようです。

そこで、当面の対処方法としては――

「定期的に別の化粧品に変えるようにすること」

をおすすめします。

似合う口紅を見つけたら、ずっとそれを使い続けたくなるのも理解できます。
でも、唇をキレイに見せるための口紅で唇を荒らしてしまっては、本末転倒ですからね。

そこは、この少し気難しい口紅さんたちとうまく付き合っていきましょう。

リップクリームで唇が荒れる人がいる

ところで、唇を守るためにリップクリームを付けている人も多いでしょう。

でも、リップクリームの使い方によっては、逆に唇を荒れさせている人もけっこう見かけますよ。

特にやりがちなのが、リップクリームの塗りすぎです。

しょっちゅう塗る。しかもたくさんつける。
こういう人に唇が荒れている人が多いです。

大事なのは、
「ちょっと唇の調子が気になったから」とか「付けてないと唇が荒れそうで不安だから」とリップクリームをつけるやり方ではなく、ちゃんと適量で正しく使う
ということです。

これは、あくまで個人的な話ですが、リップクリームを使うのをやめたら、逆に、唇の荒れが治った人もいましたよ。

その人は必要ないのに「使わないとダメなんだ」という不安感から、リップクリームを使っていただけだったということですね・・・。

日焼け止めクリームなどもそうなのですが、肌に直接塗り込むものは、それ自体が肌にダメージをもたらす面もあります。

「過ぎたるは及ばざるがごとし」というように、何ごとも、正しい量で、理屈に合った正しい使い方をしないと場合によっては逆効果になってしまう、ということでしょう。

ちなみに私、香咲は一度もリップクリームを付けたことはありませんが、唇が荒れたことはありません。
――って、どうでも良い自慢話でしたね、これは(笑)

次回に続きます。
それではまた――。

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