Q:参考にできそうなファッション誌はありますか?

今回もQ&Aをお届け。

:私のタイプに合う服探しの参考にできそうなファッション誌があれば教えていただけますか?

A:残念ながら雑誌ごとでのおすすめは存在しません

現状、雑誌を頼りにするのはいろいろと無理があって、むしろ『参考にしすぎない』ようにおすすめしています。

ファッション誌にはそれぞれ個性がありますね。

  • 若者向けだったり、年配向けだったり・・・
  • 少しお金に余裕がある人向けだったり、逆に余裕のない人向けだったり・・・
  • 派手な感じだったり、上品な感じだったり・・・

でも、それぞれの違いって、パーソナルカラー・パーソナルデザインとは無関係の「個性」ですよね。

パーソナルカラー/デザインごとに掲載物が偏(かたよ)っているようなファッション誌は存在しません。

(一見偏っている・・・というか、その雑誌独自の『色』のあるように見える物でも、コンサルタントの目から見れば、けっこう幅広く載っていることがわかります)

毎度おなじみの結論ですが――

では、雑誌を見るのが悪いことかといえば、当然ながら、そんなことはありません。

どんな雑誌や通販サイトだろうと、そのなかから一点から数点、自分に似合う物が見つかれば御(おん)の字くらいの感覚で探せばいいだけです。

ということで結論ですが――

店先でも雑誌でもどこでも良いですが、そこで見つけたアイテムをひとつごとに具体的な相談をしていただくほうが、より正確にアドバイスできます。

慌てずに、一点、一点、似合うアイテムを探してコンサルタントに相談し、少しずつ、少しずつ、自分のまわりを似合うアイテムに入れ替えていきましょう。

てっとり早く揃えようとして間違った物を買ってしまい遠回りするよりも、結局、こっちのほうが早道だったりしますよ。

お問い合わせ(無料)や診断依頼は→ こちらから

■ これまでのQ&A記事へのリンク
Q&A(よくあるご質問への回答)リスト


■ こちらでも他の質問にお答えしています。
公式サイト「よくあるご質問 (Q&A)」

Q:ブランド品のイメージカラーと自分のパーソナルカラーが合わない場合は、そのブランドは使わないほうがいい?

皆さまからのよくあるご質問にお答えします。

:ハイブランド品(ルイヴィトンやシャネルなど)を使いたいですが、ブランドのイメージカラーと自分のパーソナルカラーが合わないので使わないほうがいいですか?

A:ハイブランドはそれ自体の価値をまとうものなので使ってもかまいません

ハイブランド品のなかにどうしても気に入ってしまった物があるなら、使ってみるのも一興です。

ハイブランドごとのイメージカラーといいますか、ヴィトンなら茶系といった感じで特徴的な色合いや、またブランドごとの特徴的なデザインもあったりしますね。

でも、そのハイブランド品が自分のパーソナルカラー/デザインに合わない場合は諦めるべきか――
と言えば、決してそうではないと私は考えています。

というのも、ハイブランドは、その「ブランドの価値を身につける」という楽しさを味わう部分もあります。

ブランドの価値をまとうことで、自分の価値も高める、という考え方ですね。

そういう考え方で使っていけば、必ずしもパーソナルカラー/デザインに合わなくてもいいのではないか、というわけです。

もちろん、こういう使い方では「100%似合っている」とは言えないのも事実です。

全身をあなたのパーソナルカラー以外の色で覆ってしまうと、顔色も悪くなってしまいますし、全身をパーソナルデザイン以外の柄で覆ってしまうと、ブランドを着ているのではなくブランドに着られているようになってしまう危険もあります。

自分のパーソナルカラー/デザインに合わない物は、せいぜいバッグだけ、とか、時計だけ、といったように同時に使う数を一、二点だけにする、といったような使い方におさめておいたほうが無難でしょう。

パーソナルカラー/デザインは制服にあらず

先ほど、「『ブランドの価値を身につける』という楽しさを味わう」と書きましたが、イメージコンサルティングは皆さまのファッションを制服のようにひとつに押し込めるものではありません。

より幅広くファッションを楽しめるようになるためのものでもあります。

他の部分をしっかりと自分の似合う物やメークにしていれば、少しくらいパーソナルカラー/デザインから外れたアイテムだって併用できます。

つまり、「似合わないから」と切り捨てられそうなアイテムでも、使えるようになるかもしれない、ということ。

だから、誰かの形見だったり、大事な人からのプレゼントだったりするものだって、パーソナルカラー/デザインに合わないからといって捨てる必要はないのでご安心くださいね。

お問い合わせ(無料)や診断依頼は→ こちらから

■ これまでのQ&A記事へのリンク
Q&A(よくあるご質問への回答)リスト


■ こちらでも他の質問にお答えしています。
公式サイト「よくあるご質問 (Q&A)」

Q:××より○○が良い、と言われた。××は着てはいけないの?

イメージコンサルティングでは、受診者さんひとりひとりにあわせて、いろいろな角度からアドバイスをします。

でも、そこでよく勘違いされやすいアドバイスもあって、ご質問が多いもののひとつがこちら↓です。

:××のアイテムより○○のアイテムのほうが良い、とアドバイスを受けましたが、××は着てはいけないんですか?

「××より○○が良い」は「××はダメ」という意味ではない

このアドバイスはあくまで「××はよく似合う!」と言っているだけで「○○のアイテム」だって自由に使って良いんですよ。

イメコンは「ここぞ!」という時の一張羅(いっちょうら)とは何かをお伝えし、いざという時に自分のイメージを高めて、より良い人生をつかみ取れるようにお手伝いするものです。

仕事やデートなど、大事な人に会う時や就職活動などなど・・・

そんな「ここぞ!」という時には、パーソナルカラーとパーソナルデザインに合ったファッションや身体の動かし方などが、あなたにとってとても心強い味方になってくれるでしょう。

「ここぞ!」という時以外は、少しくらい外したって良い

でも、「ここぞ!」という時でもないなら、少しくらいゆる~い考えでも問題ないとベストカラーコムではお伝えしています。

極端に言えば、いざという時以外なら、パーソナルカラー/デザインを無視したところで、それほど問題はありません。

外したところで「普通」になるだけで、誰もその「普通」のあなたを化け物呼ばわりするようなこともないでしょう?

だから、あまり杓子定規(しゃくしじょうぎ)に考える必要もありませんね。

手抜きをしたい時もあったっていいんです。

ただし――
「どこにでもいる普通の人」にはなかなかチャンスは回ってきません。

だから、人生を変えていこうと思うなら、「ここぞ!」と思う時こそ、パーソナルカラー/デザインが必要になるでしょう。

パーソナルカラー/デザイン原理主義になる必要はありませんが、「ここぞ!」という時の圧倒的な武器がある、って、とても心強いことですよね?

お問い合わせ(無料)や診断依頼は→ こちらから

■ こちら↓でも他のご質問にお答えしています。
公式サイト「よくあるご質問 (Q&A)」

■ その他のQ&A

:キュート・タイプで分類しないケースがある理由は?

:パーソナルカラーやパーソナルデザインは整形手術で変わりますか?

:パーソナルカラーは年を取ると変わりますか?

:パーソナルデザインは年を取ると変わりますか?

:「あざやかで明るめの色が似合う秋」や「あざやかで濃いめが似合う夏」の人っていますか?

:整形手術で元の顔と変わっているのですが受診できますか?

:パーソナルデザイン診断で、違うタイプを消していった順番の意味を教えてください

:パーソナルデザイン診断結果、メインとサブの2タイプが相反する個性のものだったら、どうすれば?

:私に合う具体的なアイテムやブランド名は何ですか?

:「診断の日にたまたま着ていった服の雰囲気で、診断結果が左右されるようなことはありませんか?」

:自分ひとりだけで診断を依頼しても良いでしょうか?

:ブログなどへの写真掲載は強制ですか?

:6日間の養成講座で本当にできるようになるのですか?

(他の記事でもさまざまなご質問にお答えしていますので、他の過去記事にも目を通されてみてください)

写真原人【3】

写真の話が続きますが、今回は小ネタ2本立てです。

ピースするのは日本人だけ?

写真を撮るときにするピースサインは、ほぼ日本人特有の写真向けポーズだそうです。

元はイギリスの首相が戦争に勝つ、つまりヴィクトリーのVの字を(戦争に勝って平和=ピースを)意味しておこなったのが始まりと言われていますが、なぜか、日本で写真の定番ポーズとして広がっています。

ただ、このピースサイン、国よっては挑発や卑猥な意味にもなるところもあるので、海外旅行では注意したほうが良いかもしれません。

しかも、将来、ピースは日本人だけしかしてないという情報が出回って、ダサいポーズという風潮になることでもあったら、昔の写真が黒歴史になってしまうかも・・・

いつも当ブログで言っていることですが、流行は変わります。

「今はみんな、してるから」という理由だけでマネしていると、いつの日か、忘れたい写真に変わるかもしれません。

写真は将来の自分に向けて残す記録でもあります。
自分に合った姿勢で写りたいですね。

少し派手めにしないと地味に写ることもある

写真はありのままを写す・・・ようでいて、実際はそうでもありませんね。

写真写りが良いとか悪いとかいう話が出てくるのも、肉眼で見たときと印象が変わることがあるからですね。

写真写りをよくする方法をこれまで紹介してきましたが、もうひとつ、ポイントがあります。

それは、
写真は少し濃い化粧でないと地味に写ることもある
ということ。

スマホなどの補正機能で華やかな画面にすることもできますが、他人に撮られるときなどは、自分の思い通りにはいきませんね。

他人に写真に撮ってもらうときは、少し濃い化粧で派手めにしておくと良いでしょう。

もちろん、普段もずっとそんなふうに派手めにしていては、イメージが下がってしまうパーソナルデザインの人もいることは・・・
わざわざ言うまでもないですかね。

ということで、今回はここまでです。
それではまた。

お問い合わせ(無料)や診断依頼は→ こちらから

パーソナルカラーとパーソナルデザインのおもしろ雑学集1&2【合本】電子書籍「パーソナルカラーとパーソナルデザインのおもしろ雑学集1&2【合本】」
好評発売中:詳細ページへのリンク↓

写真原人【2】

写真に撮られる時に、いくらパーソナルカラーとパーソナルデザインに合ったファッションでも、姿勢が悪いとその力が発揮されない――

という話の続きで、写真を撮るときに「顎(あご)を引いてください」と指示されても、うまくできない人が少なくありません。

今回は、そんなお話です。

「顎を引く」の意味を勘違いしている人が多い

姿勢ひとつでパーソナルカラー・パーソナルデザインの力も半減する。

ならば背筋を伸ばそう、というわけですが――

なかには背筋を伸ばしているつもりでも、顔が胸の前側に出てしまって、原人のような姿勢から離れていない人もいます。

カメラマンに顎を引くように言われても、うまくできないようです。

そもそも「顎を引く」とはどういう意味か、ご存じですか?

よくやってしまう失敗が、顎を”下”方向に引く人。
つまり、少しうつむく感じですね。

これでは首が詰まって見えるだけで、姿勢を正したことにはなりませんね。

顎を引くのは、”下”方向のではなく、”後ろ”方向”に引くのが正しいやり方です。

わかりやすくいうと、首から上の、顎を含めた頭全体を後ろ側にひっぱる感じ。

頭だけ後ろに引くとヤクザみたいになってしまう

この「頭全体を引っ張る」ということですが、「顎を含めた頭全体」とさきほど書きましたように、頭だけ後ろに引っ張って、顎をおいていかないことが、重要です

頭の部分だけ後ろにやっても、顎の位置が変わらないままでは、まるで、顎を突き出して他人を威嚇(いかく)しているヤクザみたいな姿勢になってしまいます。

あくまで、顎と頭を両方、後ろに引くこと

これで、顔が前に垂れている場合だけなく、ヤクザみたいな顎突き出し姿勢になっている場合でも、顎の位置が正しい場所におさまりますよ。

正しく顎を引いて、キレイな姿勢で写真写りのレベルアップを目指しましょう!

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

お問い合わせ(無料)や診断依頼は→ こちらから

パーソナルカラーとパーソナルデザインのおもしろ雑学集1&2【合本】電子書籍「パーソナルカラーとパーソナルデザインのおもしろ雑学集1&2【合本】」
好評発売中:詳細ページへのリンク↓

写真原人

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

今回は写真に撮られる時の注意点についてです。

写真は未来の自分が見返すかもしれないという事実

自分が撮られる写真って、さっさと破棄するようなものだったら、適当に撮ってもらえばいいと思います。

でも、将来への思い出に残すような写真まで適当に撮ってしまうと、いつか見返したときに「なんでこんな変な感じで写ってるの!?」と後悔することになるかもしれません。

たとえば、今だとマスクを付けての撮影がそれ。「昔の私はなんでマスク顔の写真ばかりなの・・・」と後悔する日がくるかも。

写真原人になっていませんか?

写真を撮るときに特に注意してほしいのが
「写真原人」
です。

原人とは大昔、お猿さんから今の人間へと進化していく途中だった、人類のご先祖さまのことですね。

進化して今の人間となった私たち――のはずが、写真を撮るときに原人みたいに先祖返りしている人がいます。

猫背で、顎が前に突き出ている姿勢の写真。
他人から見ると、原人みたいに写っている。
これが「写真原人」。

しかも、この「写真原人」。自分ではそうなっていることに気づいていない人が、とても多いんですよ。

イメージコンサルティングの最後には、パーソナルメークも終えて、カラードレープでステキにコーディネートした姿を写真に撮ります。

でも、このときに原人さんみたいになっている受診者さんもいます。
(しかも、かなりの人数が・・・)。

ですので、私は写真を撮る前に写真写りが良くなるよう、受診者さんにあれこれと細かく姿勢のご指導することが多いんです。

自分のことはなかなか気づけないのが人間。
しらない間に原人さん写りをしていませんか?

原人から進化するためには背筋と顎

原人から現代人に進化して写真写りを良くするために注意するべきなのは、ずばり――

  • しっかり背筋を伸ばすこと。
  • 正しく、顎を引こと。

の2点です。

お猿さんの姿勢を思い出せば分かると思いますが、顔が前側に垂れてくるような姿勢こそが原人っぽいわけですよね。

だったら背筋を伸ばせば良い。
簡単ですね。

ただ、自分では背筋を伸ばしているつもりでも、両肩が身体の内側に向けて巻いている人もいます。

これだと猫背と大して変わりません。

全身が写るような鏡で自分の姿勢を観察してみてください。背骨は伸びていても、両肩が曲がってたら要注意!

肩をしっかりと開いて、胸をぐっと張ること。

すると、顎も自然と引かれることになって、顔が前に垂れてくることもなくなります。

背筋が伸びたからこそ、人間は原人から今の私たちへ進化したのです。

写真を撮るときに先祖返りしないように注意したいですね。

さて、ここでもうひとつ注意点。

「顎を引く」ことについてなんですが、これを勘違いしている人がそこそこいらっしゃるようです。

コンサル中の記念撮影でも、私が「顎を引いてください」と言うと、とある間違った顎の引き方をする人が一定数いますよ。

ということで、続きは次回にて。
それではまた――。

お問い合わせ(無料)や診断依頼は→ こちらから

パーソナルカラーとパーソナルデザインのおもしろ雑学集1&2【合本】電子書籍「パーソナルカラーとパーソナルデザインのおもしろ雑学集1&2【合本】」
好評発売中:詳細ページへのリンク↓