有名人のパーソナルデザイン紹介はむずかしい?

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタント 香咲ハルミです。

このブログやメルマガでは、よく有名人のパーソナルデザインを紹介しています。

けっこう気軽に紹介しているように思えるかもしれませんが、実は有名人のパーソナルデザインを紹介するのは、そう簡単なことではないんですよ。

少しおおげさに思うかもしれませんが、これ、本当のことです。

そこで、今回は有名人のパーソナルデザインをどうやって診断した上で、ブログやメルマガで発表しているのか――

その裏話をご紹介します。

パッと見てこのタイプ、と確信するのは厳禁!

当社の電子書籍「外れるパーソナルデザイン」でパーソナルデザインを誤診するコンサルタントの傾向を数多く紹介しています。

有名人のパーソナルデザイン紹介は、一歩間違うと、この「外れるパーソナルデザイン」診断をしてしまいかねない危険がたくさん詰まっているものだったりします。

はっきり言って、

テレビなどで数回見かけただけで、パッと診断してしまうのは厳禁!

と断言して良いでしょう。

そもそも――

  1. 直接、その有名人を診断していない
  2. カラー診断をせずにデザインだけ見るのは危険

――という2点の理由があります。

「1 直接、その有名人を診断していない」

当たり前ですが、目の前でしっかり診断するのとテレビで見ただけでは、印象が違って見えることはあります。

数回テレビで見かけただけ」のような程度で、診断してしまうと、「テレビ向けの印象」に惑わされるかもしれません。

後輩コンサルタントと話していると、この初歩的なミスをしている人も多いのがわかります。

後輩「○○さんは『ロマンス』タイプですよね?」

香咲「どうしてそう考えましたか?」

後輩「先日、ドラマで色気のある役をしていましたから」

香咲「でも、他のドラマでコンサバな服装で堅苦しい役をしていたこともありましたね」

後輩「え、そうなんですか?」

よくある会話です・・・。

このあとの会話で、毎度、私は

「少ない情報で判断するのは危険ですよ」

と伝えることになります。

直接診断しない相手だからこそ、手持ちの情報だけで判断なんてしないで、しっかりと相手の情報を集めないといけませんね。

少し長くなってきましたね。
「2 カラー診断をせずにデザインだけ見るのは危険」は次回、解説します。
それではまた――。

続・外れるパーソナルデザイン

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俳優・渡瀬恒彦さんの訃報に寄せて

渡瀬恒彦俳優・渡瀬恒彦さんが亡くなられました。

享年72歳ということでしたが、若々しい雰囲気のあるかたでしたし、主演の新番組が始まる寸前でしたので、突然の訃報は本当に驚きでした。

渡瀬さんが同じく俳優の渡哲也さんとご兄弟だということは、ご存じのかたも多いでしょう。
とても似ていらっしゃるところもありますが、パーソナルデザインは違う兄弟でした。

兄の渡さんは――

■ 渡哲也さん
 ・パーソナルデザイン:「グレース」

身長は180センチと長身ですが、上品な雰囲気と端正なお顔立ちです。

さまざまな映画やドラマに出演されてきましたが、一昔前のドラマ「西武警察」での角刈り・サングラス姿が有名ですね。

でも、実はあそこまで特徴的な装いにしないと、素のままでは強面(こわもて)の刑事には見えないと思いませんか?

それより、立派な政治家、優秀な大物弁護士、大企業の社長といった役柄なら、そのままの姿でぴったりという気がします。

「グレース」タイプの知的で上品な雰囲気がおありだからですね。

そして、弟の渡瀬さん、こちらは――

■ 渡瀬恒彦さん
 ・パーソナルデザイン:「ナチュラル」

渡さんよりは身長が少し低いのですが、男らしい顔立ちで体格も大きく見えました。

スーツにネクタイという姿よりも、タートルネックにジャケットというラフな装いを格好良く着こなすタイプでした。

実際、”芸能界一喧嘩が強い”ということでも有名だそうで・・・。

シリーズドラマでは「十津川警部」が有名ですが、なかなかカッコ良くて強い雰囲気の警部像を演じていらっしゃいましたね。

またひとり、主演格の俳優さんが亡くなられてしまったというのは、本当にさびしく感じます。

謹んで、渡瀬恒彦さんのご冥福をお祈りします。

続・外れるパーソナルデザイン

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外れるパーソナルデザインの有名人例――ピコ太郎(古坂大魔王)さん

今回は、有名人のパーソナルデザインについてのお話です。

「外れるパーソナルデザイン」:パーソナルデザインが間違われやすそうな人、と言う意味。くわしくは電子書籍「外れるパーソナルデザイン」を参照ください。

今回、ご紹介する有名人は、ご存じ、ピコ太郎さんです。

ピコ太郎さん

ピコ太郎さんのいでたちは、いかにも派手そのものですね。
身長もあって肩幅もあります。

ということは、パーソナルデザインは「ファッショナブル」

う~ん、もうちょっと突っ込んで考えてみましょうか。

ピコ太郎さんのパーソナルデザインは?

ポイントとなるのは――

  1. あれだけ派手で、動きを珍妙な感じにしていますが、わざとらしい感じですね。
  2. 派手で珍妙にしても、何となく気さくさや優しさはあります。
  3. つまり、長身なのに、威圧感はない。
  4. かといって、「可愛い」という感じではないし、誰も言わない。

上の点から考えると、「ファッショナブル」ではないと分かりますね。
当然、「ハイスタイル」ではありません。

「ロマンス」特有の甘さも感じませんね。

ということで、答えはこちら。

■ ピコ太郎さん
 ・パーソナルデザイン:「ナチュラル」

「ピコ太郎」役ではなく、本来の姿である「古坂大魔王」さんとして出てこられている時を見ると、分かりやすいです。

本来の大魔王という芸名もすごい名前ですが、長身で、肩幅が広く、しっかりとした体型から、付けられた芸名なんでしょうか?

芸人さんですから、わざとくしゃくしゃな顔をしている写真が多いですが、素で真面目な表情をしている時のお顔を見てみると、すっきりとした顔立ちをしていらっしゃるのが分かりますよ。

悪く言うと、芸人さんとしては「あくがない」顔立ちとも言えるわけです。

「ナチュラル」芸人さんの作り込みに惑わされるな!

同じようなタイプとして、電子書籍「続・外れるパーソナルデザイン」のなかで、漫才コンビ・ますだおかだの岡田圭右(けいすけ)さんを紹介しています。

岡田さんも「ナチュラル」

真面目な顔をすれば俳優にも負けない顔立ちですが、彼は顔が売りの俳優ではなく、芸人です。

大げさな動きで「スベリ芸」にしています。

良い意味でとらえれば、大げさな動きが似合わない「ナチュラル」要素を逆手にとって、「お笑い」にしているわけですね。

そう考えると、古坂大魔王さんも、ピコ太郎さんレベルにまで作り込んだからこそ、PPAPもただのスベリ芸で終わらずに、ここまで話題になったのかもしれませんね。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

続・外れるパーソナルデザイン

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新刊「続・外れるパーソナルデザイン」――こぼれ話「高橋一生」さん

続・外れるパーソナルデザイン新刊「続・外れるパーソナルデザイン」も大好評です。
本当にパーソナルデザインの需要が増えているんだなあ、としみじみと実感しますね。

――と、前置きはさておき、今回はそんな新刊のこぼれ話を兼ねて、「外れるパーソナルデザイン」診断をされそうな有名人をご紹介します。

俳優・高橋一生さんのパーソナルデザイン

最近、お客さまからの「この人のパーソナルデザインは?」という質問が特に多いのが、俳優・高橋一生さんです。
高橋一生さん
多数のドラマに出演され、イケメンで、線が細く、一見甘さも感じる――

ということで、「ロマンス」ですよね? というご意見がとても多いです。

でも、実は――

■ 高橋一生さん
 ・パーソナルデザイン:「グレース」

――ということになります。

そもそも高橋さんの魅力は、

  • 知的な雰囲気
  • 静かな語り口
  • 冷静な悪役が似合う
  • スッキリとした容姿

にあります。
まさに「グレース」タイプの特徴ですね。

さらに「ロマンス」ではないところも挙げていくなら、

  • 基本的にはそれほど甘くない
  • ドラマなどでも女性との絡みがなくても良い感じがする
  • 髪が長くなると子供っぽくなる
  • 胸元を少し開けると、だらしない雰囲気になる

と、まあ、証拠もいろいろ出てまいりますね。

「男の色気」は「ロマンス」だけのものじゃない!

では、どうして「ロマンス」じゃないのか、と思う人が多いのでしょう?

実は、その答えは「続・外れるパーソナルデザイン」のなかに、「好きなタイプの異性は、ロマンスに見える?」という節がありまして、そこでくわしく解説しているんです。

好きな男性相手には「男の色気」を感じるものなんですね。
そして、色気と言えば「ロマンス」!――となってしまうわけです。

「グレース」タイプであっても、高橋さんのように「男の色気」を感じる例はいくらもである、ということですね。

ちょうど、新刊では高橋さんと同じ「グレース」タイプの色気についても語っていますので、よろしければそちらもご参考ください。

それではまた――。

続・外れるパーソナルデザイン

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外れるパーソナルデザインの有名人例――ヒラリー・クリントンさん

今回は前回、予告したようにヒラリー・クリントンさんのパーソナルデザインについてお届けします。

【関連記事】外れるパーソナルデザインの有名人例――トランプ次期アメリカ大統領

「外れるパーソナルデザイン」:パーソナルデザインが間違われやすそうな人、と言う意味。くわしくは電子書籍「外れるパーソナルデザイン」を参照ください。
ヒラリー・クリントンさんのパーソナルデザインは?

結論から言うとこちらの通りです↓

■ ヒラリー・クリントンさん
 ・パーソナルデザイン:「キュート」

hillary小柄でチャーミング、を地でいく人です。

笑顔が一番魅力的で、大口あけてお笑いになる時もありますが、「似合わないからやめて!」とはなりませんね。

少々毒の効いたジョークや、攻めの演説も、まあまあ許されるタイプ。

また、目がキョロキョロ動くイメージがあるでしょ?

キャッキャッしてないから「グレース」――は、まちがい

ところで、ヒラリーさんも「外れるパーソナルデザイン」診断をされそうな人です。

間違われやすいのは「グレース」タイプ

もちろん、上品さや、ある程度の威厳もおありですが、彼女は弁護士で政治家ですからね。

そもそも、裁判所や支持者の前で、「キャッキャッウフフ」とやるわけがないですし、ご年齢やお仕事に相応の上品さ・威厳と考えるべきです。

(もちろん、「キャッキャッウフフ」していれば、「キュート」となるわけでもないですが・・・)

とはいえ、黙って「お済ましさん」しているだけでは、(「グレース」タイプの人ならステキに見えても)ヒラリーさんでは存在感が減ってしまいます。

むしろ、小さいイメージが強くなって、政治家としての能力を不安視されるかもしれません。

快活な感じにしてこそ――ということですね。

余談ですが、パーソナルカラーは――

ところで余談ですが、パーソナルカラーは「春」ではないか、と思われます。

8年前のオバマさんと民主党候補の座を争った選挙の際にも、大切な場面ではゴールドのネックレスや「春」色の衣装をされていて、よくお似合いでしたよ。

もちろん今回も、そんな色合いを使ったシーンが多く見られましたね。

(パーソナルカラーについては、あくまで推測です。
私が直接ドレープをあてない限り、断言はできませんので、ご了承ください)

それにしてもヒラリーさん、選挙で負けて以来、すっかり話題にもならなくなっていますので、今回の記事は少し間延びしてしまった感もあるかもしれませんね・・・。

それではまた――。

外れるパーソナルデザイン

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外れるパーソナルデザインの有名人例――トランプ次期アメリカ大統領

今回は、有名人のパーソナルデザインについてのお話をお届けしようと思います。

「外れるパーソナルデザイン」:パーソナルデザインが間違われやすそうな人、と言う意味。くわしくは電子書籍「外れるパーソナルデザイン」を参照ください。

今回の有名人さんは――このかた ↓

ドナルド・トランプさんのパーソナルデザインは?

ドナルド・トランプ氏1
次のアメリカ合衆国大統領に決まったドナルド・トランプさんです。

いろいろな意味で、今もっとも旬な有名人ですね。


(なお、当ブログはあくまでイメージコンサルティングについての話がメインテーマですので、トランプさんの政治姿勢などについては横に置いて進めます)


過激すぎる言動で今なお混乱を引き起こしているトランプさんですが、彼のパーソナルデザインは当然、

「ファッショナブル」!

――と考えると「外れるパーソナルデザイン」になってしまうんです。

たしかに、トランプさんは普段から過激な言動や振り乱した髪が、トレードマークのようになっています。

でも、パーソナルデザインを考える時には、

「そもそも、それでステキに見えるのか?」

というのが重要なポイント。

「ファッショナブル」タイプは派手な感じが似合うタイプと言いますが、過激な言動をすれば「ファッショナブル」タイプになるわけではないですね。

トランプさんが「ファッショナブル」でない理由

トランプさんの場合、過激なパフォーマンスが、ただ単に「過激な人」というイメージを作っているだけで、それがステキだとかカッコイイとはなりませんよね。

むしろ、普段のトランプさんの様子を少し観察するだけでも、「ファッショナブル」ではない要素がたくさん見えてきますよ。

たとえば、

  • 実は話し方が柔らかい
    演説などパフォーマンスの場でない時は、落ち着いた声音で穏やかな語り口です(演説中でも、そうなる時は多々ありました)。そして、そのほうが信頼感がある感じです。
  • 実は笑顔も柔らかい
    家族写真に映っている時の彼は、とても柔らかな笑顔を浮かべています。その時の表情などは、とてもステキですよ。
  • 剛胆とはほど遠いクセ
    トランプさんは人と握手するのもためらう潔癖症だそうです。そんな繊細なところも、「ファッショナブル」タイプとは遠いイメージですね。
    (厳密には、こういう性格面は「パーソナルデザイン」の決定要素にはなりませんが、ここは参考に、ということで)

過激な言動ばかり目立って、上であげたような面が見過ごされがちですが、パーソナルデザイン診断をするなら、むしろ、普段のパフォーマンス面に引っ張られず、こういった本質(外見のみですが)を見ないといけないんですね。

ということで、もったいぶってきましたが・・・
トランプさんのパーソナルデザインはこちら↓

■ ドナルド・トランプさん
 ・パーソナルデザイン:「ロマンス」

ドナルド・トランプ氏2(右写真は若い頃のトランプ氏)

甘い雰囲気を持った大金持ちのおぼっちゃまだったわけで、若い頃から女性の引く手あまただったのは想像できますね。
(おかげで女性を軽く見るようになってしまっているようですが・・・)

それにしても――

今回のアメリカ大統領選挙を見て、

「トランプさんって、本当に『外れるパーソナルデザイン』の良い題材だな~」

なんて、相変わらずのイメージコンサルティング馬鹿な私は、そんなことを考えていたのでした。

実は、対抗馬のヒラリー・クリントンさんも同じく「外れるパーソナルデザイン」診断をされてしまうかもしれない人なんです。

・・・が、こちらはまた次回に。
それではまた――。

外れるパーソナルデザイン

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