口紅のせいで唇が荒れる人々【2】

前回に続き、私は元気です。
味覚障害や発熱などもなく、穏やかな日々を過ごしております。

さて、ゴールデンウィークも終わり、だんだんと雨期が近づいてきている日本ですが、それでも唇の乾燥や荒れが止まらない、という声もときおり聞こえてきます。

ということで、唇の荒れを防ぐためのお話の続きです。

メークしなければ肌荒れはかなり防げる

唇や肌の荒れを防ぐために大事なことは、
「休メーク日」
をもうけること。

メークしない日、もしくはメークをしない時間をできるだけ増やすこと。

これって多くの人に効果てきめんです。

前回、書いたように化粧時間が長いと肌荒れが起きる確率が上がります。

とくに唇は粘膜が露出している部分。そこに口紅を塗り続けていれば、荒れやすくなるのも分かりますよね。

唇に限らず、何かを塗り続けるのは肌の健康には良くない、ということでしょう。

実際、受診者さんのなかにも、「休メーク日」を作る、または一日のうちで「休メーク時間」を多く作るようにしたかたで、「肌荒れが改善した!」という人も多くいます。

あせていた唇の色が回復してきた、と大喜びされていた受診者さんもいらっしゃいましたよ。

ただ、ここでひとつ、勘違いしないでいただきたいのですが、私は「メークは悪だ!」と言っているわけではありませんよ。

「あなたのステキ度をアップさせてくれるのがメーク」
なんです。ですから、
「メークと賢く付き合っていきましょう!」
と言いたいのです。

ダイエットが肌荒れを呼ぶ

もうひとつ注意したいのが、過度なダイエットです。

過度なダイエットでは体から栄養が抜けてしまいます。

そして、先ほども書いたように、唇は粘膜が露出している敏感な部分。
栄養が少しでも抜けると、その影響が目に見えて現れるのが唇というわけです。

唇や肌の荒れを防ぐためには、以下のような健康的な生活が必要ですね。

  • 適度な食事
  • しっかりした睡眠
  • ポジティブな思考や言動

結局、一時的にキレイになることは簡単にできても、
ずっとキレイでい続けたいのなら、健康的であれ、
ということでしょう。

それに、ダイエットで免疫力が落ちれば、感染症などにも負けやすい体になってしまいますし、注意が必要ですね・・・。

ただし――
なかには、ここまでやっても治らない人もいます。
その場合は、当然、お医者さんにかかる必要もあります。
自分の健康に過剰な自信を持つのも良くないでしょう。

そうはいっても、まずは自分でできることは試してみる。
その上での話だと思います。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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