今冬ドラマのパーソナルデザイン考――「〇〇妻」

今回は有名人のパーソナルデザインをご紹介します――
今回はドラマ「〇〇妻」からです。


なんとも意味深というか、あやしげな題名。
ヒロインは結局のところ、悲しい過去がありながらも
幸せになりたくて契約妻という形に……という話。

 ・東山紀之さん:上品な「ロマンス」タイプ

オシャレに着こなすととってもステキな感じになりますが、
だらしない格好では本当にだらしなく見えてしまいます。
シンプルなカジュアルさが苦手なのは「ロマンス」の特徴です。

 ・柴咲コウさん:「ファッショナブル」タイプ

小柄ながらキリッとしたお顔立ちで、あの眼力が意志の強さを
感じさせます(上の写真もそうでしょ?)。
それだけに過去にしてこられた役で、かわいい話し方のものや
コミカルな役では、イマイチ存在感を出せていませんでしたね。

なお、「ファッショナブル」の人はかわいくない、と言っているわけではありません。

ここ、よくカン違いされる部分なんですが、「ファッショナブル」さんも、ちゃんと似合うファッションで、愛嬌ある笑顔でいれば、かわいらしく見えるんです。

「ファッショナブル」さんが仏頂面(ぶっちょうづら)でいると、他のタイプより少し怖い感じになる、というだけなんです。

さて「〇〇妻」の話に戻して――

今回の、

強い意志は感じるものの、考えていることがわからない
柴咲さん(妻)に、これまた右往左往(うおうさおう)
させられている東山さん(夫)と言う関係

の役どころは、パーソナルデザインに合っている、
と言えるかもしれませんね。

芯の強さや高い能力を見せながらも、悲しい過去にジッと
耐えている柴咲さん(妻)には幸せになって欲しい~、
と感じさせて、ある意味、上手な配役です。

次回も他のドラマでのパーソナルデザインも紹介していきます。
それではまた――。