記事タイトルのような質問メールが何件か寄せられました。
浅田真央さんは「キュート」――実はこれ、ありがちな間違いなんです。
参考に、当社の電子書籍から一部を抜粋しましょう。
(前略)
小さな子供ががんばって演技をしている様子は、とってもかわいいですよね。なんともキュートです。そう、子役タレントは、みんな、「キュート」タイプです――って、そんなわけありませんね。
子役でも「ファッショナブル」もいれば「ロマンス」だっています。とはいえ、子供のうちからシャープなデザインの物ばかり着せたり、露出の多いセクシー路線で、なんてわけにはいきません。子供のかわいさを活かすほうが良いに決まってます。
まあ、どっちみち、その子役タレントも、あっという間に成長して大人になってしまいます。なのに、彼女が子供だった頃から知っている我々には、その子が大人になっても、子供の頃のイメージが抜けないことがあります。つまり、大人になっても「キュート」タイプっぽく見えるわけです。
(後略)
【電子書籍 販売サイトへのリンク】
べすと:こむ(ベストカラーコム)の「あなたを変える本 色々」
さて、これを浅田真央さんに当てはめると――
小さな頃から「氷上の妖精」と呼ばれて、天真爛漫に笑っていた、かつての「真央ちゃん」。
その印象が今でもあるような感じがして、いつまでも彼女は「かわいい」人であり、「キュート」じゃないの? と思えるのもしかたないのかもしれません。
ましてや、性格もおっとりした感じもあって(本当は高みを目指す、強い面もある浅田さんですが)、そこに引きずられると、パーソナルデザインは読み違えてしまいがち。
実際の浅田さんの特徴を(一部だけ)書くと――
- 身長はそこそこ高く、肩幅もある。
- お顔は、余計なもの(濃いメークなど)が必要ないスッキリ美人。
- 年齢を重ねて、さわやかな「格好良さ」になってきている。
――などといった「ナチュラル」タイプの特徴をいくつも持っていますよ。
むしろ「キュート」タイプの特徴を探すのが大変なくらいですね。
ベストカラーコムではイメージコンサルタント養成講座を実施していますが、そこでは、
「昔から知っているから」とか「性格が○○な感じだから」とかいった情報は頭から消して、目の前の受診者さんを「ニュートラルな視点」で診(み)るようにしましょう
と伝えています。
極端な言い方をするなら、パーソナルデザインのポイントは「見た目」。
「思い出」も「性格」も「生き方」もすべて無視して考える。
――そんなクールな視点が大事なんですよね。
ただし、「見た目」と言っても、「見たまんま」ということではないのでご注意を。
これについては後日、くわしく書きたいと思います。
しばしお待ちください。
それではまた――。