皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。
「姿勢が悪いとせっかくのパーソナルカラー・パーソナルデザインも活かせません」というお話の第3回です。
そもそも、なぜ猫背になってしまうのでしょう?
猫背になる理由、これを無視していては、いくら背筋を直したところで、いつの間にやら元の姿勢に戻ってしまいますね。
前回のべたように、
「姿勢が悪い自分の見た目に危機感を持たない」
これが適当な姿勢を自分に許してしまう最大の理由ではあります。
他にも、
- スマホで起きている姿勢の悪化
- ヒールのある靴でうまく歩けない人が多い
といったことが最近は目立ちますね。
スマホの使用による姿勢の悪化ですが、これは最近ニュースなどでも報じられるようになってきましたね。
スマホを使うときって「胸の前あたりにある小さい画面をのぞき込む姿勢」になりますね。
肩が内側に巻きがちになり、頭を下げた状態、というもので――
つまり、猫背そのもの。
この姿勢を毎日長時間続けていれば、猫背がクセになるのも当然でしょう。
さらにはスマホの長時間使用によって、目が内側に寄ってしまう斜視の状態になって戻らない人が増えている、と眼科医が警告を発しているニュースもありました。
便利なスマホ――でも、使い方によっては、あなたの見た目を破壊する魔のアイテムと化してしまうのかもしれません。
次いで目立つのが、ヒールの靴で猫背になっている人です。
高いヒールを使うとつま先立ちで歩いている状態になりますね。これで、しっかりと歩くためには、ある程度腰を振って歩かないとバランスがとれなくなります。
もちろん、マリリン・モンローみたいな歩き方を終始やっているわけにもいきません。
そこで多くの人はつま先立ち歩きの定番「泥棒歩き」をしています。
つま先からではなく膝が先に前に出るような足の出し方です。
当然、膝が先に出ると後ろにこけてしまいますから、背を前に曲げて重心を安定させることになります。
これをしていると、まるでお猿さんのような見た目の歩き方になります。
つま先立ちで早く歩こうとすればするほど、この「泥棒歩き」になってしまっている人が、すごく、本当にすごく、多いですよ。
せっかくステキなハイヒールを履いても、「泥棒歩き」の猫背では全然ステキに見えません。
ハイヒールでキレイに歩くためには、練習が必要なんですね。
なお、ヒールのある靴を履かない男性のほうが、背筋が伸びた状態で歩いている人が多いんですよ・・・。
他にも猫背になる理由はいろいろあるでしょうが、ちょっと意識することで直せる程度の人なら、ぜひ姿勢矯正(きょうせい)にチャレンジしてほしいですね。
少しの努力でとってもスッキリとした姿勢になれるのですから、ぜひ続けてほしいと思います。
ということで、今回はここまで。
それではまた――。
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