ナジム注意報――自分のカラを破れ!

馴染んじゃダメ――「ナジム注意報」

ナジム注意報・・・

ベストカラーコムの代表が考えた言葉です(こういう変な言葉を考えるのが好きな人です・・・)。

ナジムとは「馴染(なじ)む」こと。

ファッションにおいては、この「馴染む」って「このお色は、しっかりと肌に馴染んでますよ」という感じで、褒め言葉に使われることが多いですね。

ただし、イメージコンサルティングにおいては、この「馴染む」は褒め言葉になりません。

くわしくはあとで説明しますが、
馴染むこととは誤診の元。

馴染んで見えたらご注意を――
ということの「ナジム注意報」なのです。

ダメな格好でも人の目にはすぐナジむ

そもそも「馴染むこと」と「ステキになること」は違います。

実は人間の目って、変な服を着ていても、その姿をじ~っと見つめていると、だんだん「別にこれでもいいんじゃない?」と思えてくることがあります。

目が馴染んでしまって、そう感じるようになるわけです。

初めて見た瞬間なら「チグハグな服」と分かるのに、馴(な)れてしまえば、変な物も変だと思えなくなってくるわけですから、怖いですね。

つまり、自分や家族・友人などの普段のファッションでも見慣れてしまえば、それが多少変でも気にならなくなるわけです。

まさに「お馴染みのファッション」というわけで、それを許せてしまう。

そして、そこに落ち着きはじめ、いずれ抜け出せなくなり、「普通の人」のできあがりというわけです。

「普通の人」ですから、周囲にも溶け込んで、風景に馴染んでしまうでしょう。

忍者みたいに目立たず生きていきたいならそれで良いのですが、かわりに他人から一目おかれることもなく、大事にしてもらえる回数も激減しますよ。

人間は見慣れたものに興味を持ち続けるのは難しい生き物です。

もっとハッとさせてくれるような、心ときめく人が現れたら、どうしてもそちらに目が移っていくものですからね。

さて、「ナジムこと」の問題がおわかりいただけたでしょうか?

イメージコンサルティングをこれから受けようというかたも多いでしょうし、またすでに受けている最中の人も多いでしょう。

ここで注意してほしいのが、コンサルタントのアドバイスを受ける際に「ナジム注意報」を頭において聞いてほしいということなんです。

――とようやく本題に入ってきたところですが、長くなってきましたので次回に続きます。

それではまた――。

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