ナジム注意報――自分のカラを破れ!【2】

馴染んでちゃダメですよ――
の「ナジム注意報」の続きです。

自分でもハッとするファッションを選ぼう!

「ナジム注意報」と言っているからにはオシャレ着選びで、
「この服は自分に馴染んで見えて良い感じ」
なんて思えたからといっても、それを買うのはおすすめしません。

あえて強い表現をするなら、それって、
「どこにでもいる普通の見慣れた他人」
のマネをしているだけのようになりかねません。

「納得できる服選びができた」と自分では思えても、それは自分が普段から馴染んでいるものを選んでいるから問題を感じないだけかも。

ファッション選びで大事なのは、

自分が「納得」できるものを探すのではなく「理屈」に合わせて選ぶ

ということ。

お馴染みの好きな服選びをやめて、馴染みでもないし、好きとか嫌いとか特に感じない物であっても、自分のパーソナルカラー・パーソナルデザインに合っていたら選んでみる。

そうすれば、普段は自分で選ばないようなアイテムのなかに、あなたを強く輝かせてくれる――ハッとさせてくれる――ものが数多く待っているかもしれませんよ。

コンサルタントにも「ナジム注意報」にひっかかる人がいる

ところで、当ブログは受診者さんや受診希望者さんにだけでなく、弊社イメージコンサルタント養成講座の卒業生向けの参考に、という目的もあります。

ですので、イメージコンサルタントも「ナジム注意報」を忘れないようにしましょう、と付け加えておきます。

ドレープをあてている最中に、お客さんの姿に見慣れてしまって、
「ここら辺で良いんじゃない?」
という感じで選んでしまうと、なんとくなくそれで良いようにも思えてしまう。

本当は違うタイプのかただったとしても、です。
つまり、誤診してしまうわけですね。

ということで弊社の養成講座では、

「イメージコンサルタントが『馴染む』を便利に考えちゃダメですよ。しっかりと受診者さんの、ステキな、ハッとするようなパーソナルカラー/デザインを探しましょう」

とお伝えしています。

「ナジム注意報」はなかなか厄介な問題かもしれませんね。

そもそも、なぜ自分のパーソナルカラー・パーソナルデザインよりも馴染んだものを選んでしまうのでしょうか?

全員がしっかりと理屈に沿ってアイテム選びをできるわけではない。

その理由が今回の記事タイトルにある「カラ」です。

くわしくは次回にて。
それではまた――。

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ナジム注意報――自分のカラを破れ!

馴染んじゃダメ――「ナジム注意報」

ナジム注意報・・・

ベストカラーコムの代表が考えた言葉です(こういう変な言葉を考えるのが好きな人です・・・)。

ナジムとは「馴染(なじ)む」こと。

ファッションにおいては、この「馴染む」って「このお色は、しっかりと肌に馴染んでますよ」という感じで、褒め言葉に使われることが多いですね。

ただし、イメージコンサルティングにおいては、この「馴染む」は褒め言葉になりません。

くわしくはあとで説明しますが、
馴染むこととは誤診の元。

馴染んで見えたらご注意を――
ということの「ナジム注意報」なのです。

ダメな格好でも人の目にはすぐナジむ

そもそも「馴染むこと」と「ステキになること」は違います。

実は人間の目って、変な服を着ていても、その姿をじ~っと見つめていると、だんだん「別にこれでもいいんじゃない?」と思えてくることがあります。

目が馴染んでしまって、そう感じるようになるわけです。

初めて見た瞬間なら「チグハグな服」と分かるのに、馴(な)れてしまえば、変な物も変だと思えなくなってくるわけですから、怖いですね。

つまり、自分や家族・友人などの普段のファッションでも見慣れてしまえば、それが多少変でも気にならなくなるわけです。

まさに「お馴染みのファッション」というわけで、それを許せてしまう。

そして、そこに落ち着きはじめ、いずれ抜け出せなくなり、「普通の人」のできあがりというわけです。

「普通の人」ですから、周囲にも溶け込んで、風景に馴染んでしまうでしょう。

忍者みたいに目立たず生きていきたいならそれで良いのですが、かわりに他人から一目おかれることもなく、大事にしてもらえる回数も激減しますよ。

人間は見慣れたものに興味を持ち続けるのは難しい生き物です。

もっとハッとさせてくれるような、心ときめく人が現れたら、どうしてもそちらに目が移っていくものですからね。

さて、「ナジムこと」の問題がおわかりいただけたでしょうか?

イメージコンサルティングをこれから受けようというかたも多いでしょうし、またすでに受けている最中の人も多いでしょう。

ここで注意してほしいのが、コンサルタントのアドバイスを受ける際に「ナジム注意報」を頭において聞いてほしいということなんです。

――とようやく本題に入ってきたところですが、長くなってきましたので次回に続きます。

それではまた――。

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おばあちゃん臭いファッション、おじいちゃん臭いファッション

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

今回は、年配の人の服についてのお話です。

――が、今はお若いかたでもいずれ高齢者になるわけで、気づいてみたら同じことになっていた、ということもありえます。
将来の参考になるかもしれませんよ。

なぜ高齢者の服は若者にはダサく見える?

若者から見て、おばあちゃんはおばあちゃん臭いファッションをしているように見えますね。

おじいちゃんも同じで、若者からはおじいちゃん臭いファッションをしているように見えるようです。

でも、そんなおばあちゃん・おじいちゃんのお若い頃の写真を見ても、同じような服を着て、同じようなヘアスタイルをしています。

つまり、おばあちゃん・おじいちゃん臭いファッションとは、その人たちが若い頃に流行していた当時の若者文化のファッションだったりしたわけです。

つまり、今の若い人たちも、現在流行しているファッションを着慣れてしまって、長く同じような格好をし続けていると、将来の若い人たちから「おばあちゃん臭い格好だよね」と酷評されてしまう時代がくるかもしれません。

年配の人が無理に若者ぶる必要もありません

だからって、年配の人も若者ぶるべきだ、なんて言っているわけではありませんよ。

ただ――

流行がただの流行にとどまらず、その世代の人がみんなやっている「文化」みたいなものになることもあり、それは流行遅れになったら、時代遅れのファッションとなるのだということです。

年齢を経ていっても若者文化を否定するだけで終わらず、今の自分に取り入れられる部分はチャレンジしていけばいいと思います。

「最近の若い人はなっとらん!」なんて言ってるより、時代の変化を楽しんで、若い心を保ちつづけたいですね。

もちろん、自分の年齢を忘れて若者とまったく同じ格好をしていいというわけではありませんので、バランス感覚が大事ですよ。

そこは、コンサルタントに相談しながら、学んでいけばいいでしょう。

ということで今回はここまで。
それではまた――。

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流行のファッションはパーソナルデザインの敵?

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

流行とパーソナルデザインは無関係

流行のファッション――
みんなが着ているものって、自分も使いたくなりますよね。

でも、その流行しているファッションがあなたのパーソナルデザインに合う時もあれば、合わない時もあるでしょう。
「ファッショナブル」タイプのかたなら、力押しで着られてしまうこともあるかもしれませんが、おおかたの人には合わないことも多いでしょう)

あなたに合うか合わないか、分からない。
そんな流行に合わせて似合うファッション選びをしていたら、ほとんどギャンブルみたいな決め方になってしまいますね。

だから、流行は無視すべき――というわけでもないんですよ。

流行のファッションは流行中なら、ある程度使える

流行しているファッションがあなたのパーソナルカラー/デザインに合わないものでも、流行中なら周囲も受け入れてくれる空気があります。

みんな着ているわけですから、それが変な格好だとはならない時期なんです。

もちろん、「すばらしくステキ!」とはいかないので、流行のファッションに過度な期待はできません。

でも、みんな着ているわけですから、ここはあなたも流行のファッションを楽しんでみるのも悪くないと思いますよ。

流行が終わったら、すぐ戻しましょう

その流行がすたれたら、さっさと自分のパーソナルカラー/デザインに合わせたファッションに戻せばいい。

これはおわかりだと思います。
ただし――

元々、その流行が自分のカラー/デザインに合っているものだったら、やめる必要はありませんよね。

また、流行がすたれても、その一部分(模様やデザインの一部)などで使えるものがあれば、それは今後も使っていけば良いでしょう。

似合うものまで捨てる必要はありません。

頭を柔軟にして、ファッションを取り入れていきたいですね。

ということで今回はここまで。
それではまた――。

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「ナチュラル」や「グレース」のかたも晴れ舞台では華やかな衣装で

成人式の時期ですね、
新成人の女性が着る定番といえば、晴れ着。

ただ、新型コロナの影響で晴れ着が手配されず、普通のオシャレ着で参加することになってしまった人も少なくないとか・・・

晴れの門出に厳しいご時世ですね。

「ナチュラル」や「グレース」でも華やかにしたい晴れ舞台

さて、晴れ着などに代表されるけっこう派手めな衣装ですが、パーソナルデザインが「ナチュラル」「グレース」のかたなどには、こういう場所で派手な衣装を着るのは浮いてしまうのでは、と思われる人もいるかもしれません。

たしかに、「シンプルなものが似合う」とあるタイプのかたがたではあります。

しかし――

「シンプルなものが似合う」は「シンプルなものしか似合わない」とは違うんです。

シンプルにしても似合うけれど、やり方を間違わなければ、とても華やかにしたってステキになれます。

とくに、成人式(に限らず、結婚式や、表彰式も)などの、あなたが晴れの舞台に立つ場所では、最大限、華やかめにするのをおすすめします。

普段着では付けない飾りを多めにつけてみる、
とか――
ドレープが多めのドレスにしてみる、
とか――
メークも華やかに付けてみる、
といった工夫をしたいところです。

華やかさが求められる場所では華やかなファッションを

なんといっても、それらの晴れ舞台というのは「主役のファッション」に身を包んでいるあなたが求められている場所。

シンプルにしすぎることが、逆にTPOに合っていない場合もあるということですね。

場合によっては、チャイナドレスのようなコスプレっぽい超派手なファッションが許される舞台(大きなパーティなど)だってあるかもしれませんよ。

時に上品に、時に華やかに、TPOに合わせてファッションを変化させていきましょう。

それではまた――。

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マスク美人からさようなら! 本当のあなたの顔でステキに

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

マスクをしているほうが美人に見える?

前回の記事で、自分の写真を撮るときはマスクを外したいところですね、という話をしました。

でも、今どきは「マスク美人」なんて言葉があるそうですね。

マスクで口元や顎が隠れるのでより美人に見えている、ということだそうです。

たしかにマスクって顔の凹凸している部分、鼻から顎にかけてを覆うので、顔がツルンと繋がって見えて、整った感じに見える錯覚を起こす力があるのかもしれません。

冗談めかして「私、マスク美人かも♪」なんて、おどけているだけなら良いのですが、なかには本気で「マスクを外したらステキな自分ではいられなくなる・・・」と思っている人もいるようです。

いつまでマスクが許されるか分かりませんよ

前記事でも説明したように、マスク顔が許されるのは今だけかもしれません。

何年かしてマスク顔の写真を見たら、「マスクしてるなんて怪しい人に見える」と言っている時代が来るかも・・・。

そうなったら「マスク美人」なんて言ってられなくなります。

だからこそ、マスクがあろうとなかろうと、10年後や20年後になっても「ステキな自分のイメージ」を出せるように準備する必要がありますね。

美人かどうかより「ステキなあなたのイメージ」を

そもそも美人かどうかなんて、人によってとらえ方はけっこう違います。

人間が彫像のような美人しか受け入れないというなら、恋愛したり、結婚する人なんて、今よりはるかに少なくなってしまうはず。

人にとって顔の好みなんて、本当にさまざまですよ。

実際、美人なのにモテない人もいますよね。顔が良くても何かが他人を引きつけない。

彫像のような美人が「ステキなあなた」というイメージに繋がるとはかぎらないということです。

逆に、美人というほどではない顔立ちでもモテている人もいますよね。

その人の持つ「ステキなイメージ」が周囲を引きつけているのです。

イメージコンサルティングで「ステキなあなた」を活かしていこう

イメージコンサルティングはファッションコーディネートが仕事の本分はでなく、この「ステキなあなたのイメージ」をどう活かすか、をアドバイスして導いている仕事です。

ですから、2021年の最後にこのような記事を掲載しました。

もちろん、まだまだマスクが必要とされるご時世です。
「そん風潮なんて無視してマスクを外そう!」と言っているわけではありませんよ。

でも、マスクを付けてもステキなあなた、マスクがなくてもステキなあなた。

そんなあなたの本当のイメージを活かせるように、2022年もイメージコンサルティングを上手にご利用くださいね。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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