パーソナルカラー疲れを救うイメージコンサルティング

「パーソナルカラーは疲れる」とニュースで話題

先日、とあるニュースのなかで、
「パーソナルカラーに疲れてしまった」
という人の話が特集されていました。

パーソナルカラー以外の服を着てはいけない風潮があって、常にそれを追い続けていかないと、他人から白い目で見られるような気持ちになる・・・というわけです。

なんだか追い詰められているみたいでした。

実際、受診者さんのなかにも、SNSなどでそういう話題を見かけると話すかたもいらっしゃいましたので、同じような声が増えてきているのでしょう。

ただ、まあ、これは・・・
「正直、そうなっていくだろうな」とは思っていました。

ファッションチェックとイメージコンサルティングは相性が悪い

ファッション業界にはファッションチェックなるものがあります。

というか、普通に他人のファッションをチェックする人は、どこにでもいますね。

でも、このファッションチェックも、プロのコーディネーターならともなく、一般人でそこまで厳密にやっている人は少ないでしょう。

少しくらい外したところで「所詮、それもその人のセンスだ」ということで終わり、ですからね。

ただ、イメージコンサルティングでは、「似合う・似合わない」をセンスなんて関係なく、理屈で導き出してしまう。

つまり、「外したファッション」はそのまま「似合わない服」という扱いになってしまう――

と、誤解している人が多いのが現状です。

コンサルタントのなかにも誤解している人がいて、「パーソナルカラー以外の服を着てはダメ」と受診者さんに押しつけるケースもあるのかもしれません。

これでは、たしかに疲れる・・・。

最初は一張羅(いっちょうら)となるファッションがひとつあればいい

なにが誤解か、ですが――

そもそもイメージコンサルティングは「似合う服以外着てはいけない」と教える目的でやっているのではありません。

「いざという時に自分を輝かせる武器として似合う服を使いましょう」
と言っているだけです。

つまり、普段は家にある服を楽に着て、デートや就職活動など、大事なイベントのときにはパーソナルカラー・パーソナルデザインでバチッと決めていけばいい。

なんなら、デートも回数を重ねていけば、少しくらい気楽なファッションでも問題なくなるくらいの気安い関係になっているかもしれませんね。

最初はそんな感じで、「まずはいざというときの決めファッション」を用意すればいいだけです。

人はいろいろな事情で外した服も使う――それを認めるイメコン

「診断を受けたら、すぐに身の回りのすべてを似合う物に変えなければならない」

上のように考えている人はその考えを捨ててください。

人にはお財布事情もありますし、周囲の人の理解を得るまで時間がかかる、という人もいるでしょう。

でも、あなたが「外した服」を着たからといって、家族や友人から絶縁されることなんてないですよね。

そんな格好のあなたを、普通に受け入れてくれて、普通に今日を過ごせるはずですよ。

「普通」の何が問題なのでしょう。「普通の日々」で困ったことになることなんてありません。

慌てなくていいのです。

最初のころは、「普通」でやり過ごし、時間をかけて、ひとつひとつ似合うアイテムを見つけていきましょう。

そして、何年も経って(そう、何年もかけてでいいんです)、ふと気づいてみたら、身の回りがすべて似合うアイテムに入れ替わっていた、なんてくらいで充分。

究極的にはファッションは自由!

実は上の話は、ベストカラーコム主催のイメージコンサルタント養成講座でもしつこく受講生の皆さん(次代のイメージコンサルタントたち)にお伝えしています。

彼女たちと一緒に、イメージコンサルティングが「制服のように決まったもの以外は使えない」という誤解を払拭(ふっしょく)していきたいですね。

まあ、そういうわけで、ベストカラーコムでは受診者さんに聞かれもしないのにファッションチェックしたりしませんし、受診者さんが外した服を使っていても、アドバイスを求められないかぎり、その話には触れません。

ファッションとは究極的には自由。
楽しんでこそ、のファッション。

イメージコンサルティングは、そこに自分のファッションに対する自信を持たせ、イメージアップのお手伝いをするものであって、決して決まった服の押しつけをする堅苦しい仕事ではないのですから。

ということで、悩んでいる人はいつでもコンサルタントが相談に乗りますよ。

それではまた――。

お問い合わせ(無料)や診断依頼は→ こちらから

イメージコンサルタント養成講座について知りたいかたは→ こちらから

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パーソナルカラー/デザインで「いつも同じ服」の人になってませんか?【3】

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

間にQ&Aを挟みましたが、「いつも同じ服」の続き――というか、補足です。

いつも同じアイテムを制服のように使って自分のイメージを作る

上のタイトルを読んで、ほとんどの読者さんは
「前回までの内容と真逆では?」
と思われたと思います。

まあ、確かに逆説的な話をすることになりますが――

いつも同じ服でも突き詰めれば個性にできるんです。

制服であろうと、それがあなたのポリシーだと思わせられるレベルまで貫き通していけば、周囲からは立派な個性として認識されるようになるからです。

「○○さんと言えば、スーツですよね。いつもスーツ姿がとてもステキで憧れます」

上のように言われるまでになれば立派ですね。

言うなれば、黒柳徹子さんのような「ファッションの個性」ができあがってしまえば、誰も何も言えなくなりますよ、ということです。

ただし、これも最初のうちは、茨(いばら)の道ではあります。周囲に認知されるまでは、いろいろと陰口をたたかれることもあるでしょうからね。

自分をよく知らない初対面の人も最初は顔が引きつっているかもしれませんので、慣れて貰う時間が必要です。

とにかくこういった「いつも同じ格好」というポリシーを認めさせるには、誰から何を言われようとも気にしない鉄の心を持たないと続かない、ということになりますね。

ファッションは自由・・・でも、やはり楽なのは幅広いセルフ・コーディネート

・・・とはいえ、そこまでして「孤高の個性」を作り上げる必要があるのかどうかは、私には分かりません。

ですが、私は「やりたい」と言う人を止めるべきでもない、とも思います。

ファッションなんて自由であるべきですから。

もちろん、普通はパーソナルカラー・パーソナルデザインにより、幅広くセルフ・コーディネートできるほうが、生きていくのは楽になりますので、広くおすすめすることはありませんが・・・。

ということで、「こういう生き方もある」というお話でした。
それではまた――。

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パーソナルカラー/デザインで「いつも同じ服」の人になってませんか?【2】

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

屋号がベストカラーコムなのに「ベストカラーに頼らないで!」と叫んでいる香咲です。

ということで、前回の続き――

ベストカラー/デザインのアイテムばかり使っていると、自分のイメージが上がるどころか、逆効果になることもありますよ、ということでしたね。

「あの人はいつも同じ恰好」「あれ、今日はいつもの恰好じゃないの?」

以前、とある新米のコンサルタントが、「あなたのベストなカラーはこれですよ」と気軽にお答えしていたところ――

周囲から「いつも同じような格好してるよね」と言われてしまうようになった、と受診者さんから相談されたそうです。

「いつも同じ格好」――当然、これは褒め言葉ではありませんよね。
「それしかできない人」という意味で、評価としては低めです。

中には、「赤の人」と変な不名誉なニックネームを付けられた、とか、別の人でも「シマシマ」と陰口をたたかれていた、という人もいました。

それぞれ、赤も似合う赤を使っていたし、ストライプも似合う人だったのに・・・。

たまに違う色を使うと「あれ、今日は赤じゃないんだね」なんて言われては、たとえ相手に悪意がないにしても、なんだかうれしくないですよね・・・。

ベストはひとつじゃなくパーソナルカラー/デザインすべて

パーソナルカラーで似合う色が数多くあることを知ったのに
パーソナルデザインで数多くの似合うデザインに出会えたのに
それらを使わないなんてもったいない。

イメージコンサルティングはあなたのファッションの幅を狭めてしまうものではありません。

幅広い色/デザインのなかで、どの方向性で行けば良いのか、をお教えするものなんです。

ですから、
「このなかでベストな色/デザインはなんですか?」
と、たずねられたら、私は
「すべてがあなたをステキに飾る色やデザインですよ」
とお答えします。

「でも、どの色から、どのデザインから使っていけば良いの?」

全部似合うよと言われても、診断を受けたばかりの頃は、そのなかから何を選んでいけばいいのか、目移りするでしょうし、わからないことや決められないこともたくさんあるでしょう。

まあ、そこは、そのためにコンサルタントがいると強く言いたいところです。気軽にご相談ください、といつも言っているのは社交辞令ではありませんよ。

いますぐパーフェクトなファッション選びができなくたって、あなたの人生が破滅するようなこともありません。

昨日まで着ていた服で家族や友人に会っても、彼ら彼女らは今までどおり、愛情や友情をあなたに向けてくれます。似合うアイテムを使っていないからと言って、誰もあなたに石を投げつけたりもしませんよね。

ですから、焦らずに自分のパーソナルカラーとパーソナルデザインを一日一日学んでいけば良いと思います。

コンサルタントに相談して、ひとつひとつ学んで、ひとつひとつ使っていって、そうしてレベルアップしていけばいいんですからね。

長い目で見れば、最初から「ベストな色/デザイン」で落ち着いてしまうよりも、今後のために幅広い色やデザインにどんどん挑戦したほうが、絶対に楽しい人生になりますよ。

そうやって、いずれ自分を幅広くコーディネートしていけるようになっていけば、あなたのファッションは「いつもの制服」ではなく「ステキなあなたを彩る助け」になってくれるでしょう。

ということで、今回はここまで。

このテーマはもう一回続く予定です。
内容は「いつも同じアイテムを制服のように使って自分のイメージを作る」です。

ここまで言ってきたことと違うって?
ええ、そうですね(苦笑)
とりあえず次回をお楽しみに。

それではまた――。

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パーソナルカラー/デザインで「いつも同じ服」の人になってませんか?

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

さて――
昨年来から、10代~20代のお若い受診者さんが連日、イメージコンサルティングを受けられています。

急にお若いかたが増えた理由は横に置いておきますが、少し気になった点をお伝えしておこうか、と思います。

自分のパーソナルカラー/デザインのなかで、どれが一番ベストな色/デザイン?

お若い受診者さんのなかには、パーソナルカラー・パーソナルデザインの診断結果が出たあとに、次のような質問をされるかたが、けっこういらっしゃいます。

「このなかから、私にとって一番ベストな色やデザインは何ですか?」

たくさんの色やデザインを並べられれば、どれを選べばいいのか迷うもの。
そのなかから、一押しがあるなら、とりあえずそれで――

そう、考えるのも人の性(さが)というものでしょう。
お気持ち、わかります。

ベストカラー/デザインを追求して失敗する人がいる

ですが、当社ではベストカラーコムなんて名乗ってはいても、どれかひとつをベストです、とお教えすることはしていないんです。

理由は、

ベストな色/デザインを教えると制服指導になるから

と考えているからです。

制服指導・・・つまり、「それしか着てはいけない」かのように、コンサルタントからベストと伝えられたものばかり着るようになることを言います。

「ベストなものを着て何が悪いの?」と思うでしょ?

悪くはないんですよ。
最初のうちは・・・。

問題となるのは、なかには、もうずーっとそればかり着て、他の色やデザインは全然使えなくなってしまう人がいることです。

結果的に下のようになってしまう。

  • パーソナルカラーで使える色がたくさんあるのに、使える色が減っている

  • パーソナルデザインによってデザインの幅が広がっているはずなのに、同じ形のものしか着られなくなる

こうなるとベストカラー/デザイン以外は、まるでダメな色/デザインであるかのようになってしまっていますね。

これは、まさにコンサルタントが「ベストなものはこれ」と気軽に伝えたせいなんです。

そして、こういう「ベストなところに落ち着いた人」が他人から受ける評価が、いずれどうなっていくか、というと、これ↓

「いつも同じ格好をしている人」

この評価の何が問題で・・・そしてどうすればいいのか・・・については次回に続きます。

それではまた――。

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「キュート」女性と「グレース」男性の楽しい関係【3】

今回のテーマ、「キュート」女性「グレース」男性という狭い範囲の話をしていますが、なんだか好評のようです。

他のタイプ同士の相性についても紹介してみてもいいかもしれませんね。

本当は「キュート」女性が「グレース」男性をふりまわしてる?

さて――
前回までの内容では、まるで「キュート」女性「グレース」男性によって、窮屈な支配を受けているように思われる読者さんもいらっしゃるかもしれません。

でも、実際のところは「キュート」さんが言いなりになっているとは限らないんですよ。

奔放な感じで許されることが多い――というか、それが似合う・可愛らしく見える――「キュート」女性さんは、「グレース」男性の心配をよそに、けっこう好き勝手にやっちゃいますからね。

そこが可愛いと思っている「グレース」男性は、苦笑いしながらも、そんな「キュート」さんの世話を焼き続ける(振り回される?)わけです。

こう考えると、どちらかが支配者、というわけではないのがわかりますよね?
(むしろ、気を遣う日々を送ることになる「グレース」男性のほうが大変なのかも・・・)

まあ、とにかく・・・
前回も言いましたが、当人たちが幸せならそれで良いんです、はい。

やっぱりこのふたつのタイプは相性が良い、ということですね (^_^)

「キュート」女性は年下の男性と付き合うことも多い

ところで、今回の話と少しずれるのですが、「キュート」女性さんのお相手男性がけっこう年下、というケースがよくあります。

パッと思いつくところでは、歌手で女優の小泉今日子さんが以前、ジャニーズの若いアイドル男性とおつきあいしていた、という話がありましたよね。

他にも、女優の大地真央さんやタレントの千秋さん、ほしのあきさん、などもそうですね。

こういうあねさん女房に「キュート」女性が多かったりします。

男性にしてみれば、快活だけど少しおっちょこちょいで、普通のあねさん女房的なイメージとはちがう「キュート」年上女性に惹かれることがあるようです。

こういうケースでは年下男性が、まるで同年代か年上のようにふるまっている――というか、それがしっくりくる関係になる――ことも多いですね。

なんにせよ、前回も書きましたが――
あくまでこういう傾向もありますよ という雑学話でした。

それではまた――。

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「キュート」女性と「グレース」男性の楽しい関係【2】

「キュート」タイプの女性「グレース」タイプの男性がおつきあいしたり、結婚する例が多いんですよ――

という話を前回しました。

そのなかで、「グレース」男性には「キュート」女性はおっちょこちょいで危なっかしく見えるせいか、口うるさく守ろうとしてくるケースもあることを紹介しました。

どうして「キュート」女性は、上から目線的な「グレース」男性を受け入れるのでしょうか?

快活な「キュート」女性は理知的な「グレース」男性に憧れる

人間って自分にないものをねだる傾向があります。
どんなに幸せでも、隣の芝は青く見えるものなんですよね。

では、「キュート」女性にとって「グレース」男性の青く見える芝は何か?

それは――
「キュート」女性「グレース」男性の、自分には無い「理性的で知的な雰囲気」に魅力を感じるわけです。
「キュート」が知的ではないと言っているわけではありませんよ)

そもそも、「グレース」男性の持つ雰囲気(性格ではなく)として、

  1. まさに「正統派」といった感じの上品さ
  2. 理性的で自分の考えをしっかりと持っていそうな雰囲気
  3. 仕事をきっちりこなしてくれそうな信頼感

――というものがあります。

これが「キュート」女性の心を引きつけるんですね。

結果的に、「グレース」男性からの接し方は「口うるさい」のではなく「頼りがいのあるもの」に見えているわけです。

そして、多くの「グレース」男性はしっかりと――仕事を最後まで遂行(すいこう)するように――妻を守りきってくれるわけですね。

「守ってやらねば!」と使命感に燃える「グレース」男性
と、
それを「カッコ良い!」と思える「キュート」女性

相性が良い、とはこういうことなのかもしれません。

どちらにしろ、当人たちが幸せなら、他人がどうこうと口出しするような問題でもないですね (^_^)

ということで――
あくまでこういう傾向もありますよ という雑学みたいなお話でした。

それではまた――。

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