皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。
今回は写真に撮られる時の注意点についてです。
自分が撮られる写真って、さっさと破棄するようなものだったら、適当に撮ってもらえばいいと思います。
でも、将来への思い出に残すような写真まで適当に撮ってしまうと、いつか見返したときに「なんでこんな変な感じで写ってるの!?」と後悔することになるかもしれません。
たとえば、今だとマスクを付けての撮影がそれ。「昔の私はなんでマスク顔の写真ばかりなの・・・」と後悔する日がくるかも。
写真を撮るときに特に注意してほしいのが
「写真原人」
です。
原人とは大昔、お猿さんから今の人間へと進化していく途中だった、人類のご先祖さまのことですね。
進化して今の人間となった私たち――のはずが、写真を撮るときに原人みたいに先祖返りしている人がいます。
猫背で、顎が前に突き出ている姿勢の写真。
他人から見ると、原人みたいに写っている。
これが「写真原人」。
しかも、この「写真原人」。自分ではそうなっていることに気づいていない人が、とても多いんですよ。
イメージコンサルティングの最後には、パーソナルメークも終えて、カラードレープでステキにコーディネートした姿を写真に撮ります。
でも、このときに原人さんみたいになっている受診者さんもいます。
(しかも、かなりの人数が・・・)。
ですので、私は写真を撮る前に写真写りが良くなるよう、受診者さんにあれこれと細かく姿勢のご指導することが多いんです。
自分のことはなかなか気づけないのが人間。
しらない間に原人さん写りをしていませんか?
原人から現代人に進化して写真写りを良くするために注意するべきなのは、ずばり――
- しっかり背筋を伸ばすこと。
- 正しく、顎を引こと。
の2点です。
お猿さんの姿勢を思い出せば分かると思いますが、顔が前側に垂れてくるような姿勢こそが原人っぽいわけですよね。
だったら背筋を伸ばせば良い。
簡単ですね。
ただ、自分では背筋を伸ばしているつもりでも、両肩が身体の内側に向けて巻いている人もいます。
これだと猫背と大して変わりません。
全身が写るような鏡で自分の姿勢を観察してみてください。背骨は伸びていても、両肩が曲がってたら要注意!
肩をしっかりと開いて、胸をぐっと張ること。
すると、顎も自然と引かれることになって、顔が前に垂れてくることもなくなります。
背筋が伸びたからこそ、人間は原人から今の私たちへ進化したのです。
写真を撮るときに先祖返りしないように注意したいですね。
さて、ここでもうひとつ注意点。
「顎を引く」ことについてなんですが、これを勘違いしている人がそこそこいらっしゃるようです。
コンサル中の記念撮影でも、私が「顎を引いてください」と言うと、とある間違った顎の引き方をする人が一定数いますよ。
ということで、続きは次回にて。
それではまた――。
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