写真原人【2】

写真に撮られる時に、いくらパーソナルカラーとパーソナルデザインに合ったファッションでも、姿勢が悪いとその力が発揮されない――

という話の続きで、写真を撮るときに「顎(あご)を引いてください」と指示されても、うまくできない人が少なくありません。

今回は、そんなお話です。

「顎を引く」の意味を勘違いしている人が多い

姿勢ひとつでパーソナルカラー・パーソナルデザインの力も半減する。

ならば背筋を伸ばそう、というわけですが――

なかには背筋を伸ばしているつもりでも、顔が胸の前側に出てしまって、原人のような姿勢から離れていない人もいます。

カメラマンに顎を引くように言われても、うまくできないようです。

そもそも「顎を引く」とはどういう意味か、ご存じですか?

よくやってしまう失敗が、顎を”下”方向に引く人。
つまり、少しうつむく感じですね。

これでは首が詰まって見えるだけで、姿勢を正したことにはなりませんね。

顎を引くのは、”下”方向のではなく、”後ろ”方向”に引くのが正しいやり方です。

わかりやすくいうと、首から上の、顎を含めた頭全体を後ろ側にひっぱる感じ。

頭だけ後ろに引くとヤクザみたいになってしまう

この「頭全体を引っ張る」ということですが、「顎を含めた頭全体」とさきほど書きましたように、頭だけ後ろに引っ張って、顎をおいていかないことが、重要です

頭の部分だけ後ろにやっても、顎の位置が変わらないままでは、まるで、顎を突き出して他人を威嚇(いかく)しているヤクザみたいな姿勢になってしまいます。

あくまで、顎と頭を両方、後ろに引くこと

これで、顔が前に垂れている場合だけなく、ヤクザみたいな顎突き出し姿勢になっている場合でも、顎の位置が正しい場所におさまりますよ。

正しく顎を引いて、キレイな姿勢で写真写りのレベルアップを目指しましょう!

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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