パーソナルデザインごとの夏物の帽子【2】

パーソナルデザインごとに似合う夏物の帽子特集のつづきです。

【前記事】パーソナルデザインごとの夏物の帽子

(以下の写真は一例です)

「ロマンス」タイプに合う帽子


ロマンスタイプの帽子
「ロマンス」は”柔らかい華やかさ”を加えるのがポイント。

編み目が大きく柔らかく編んだものが似合います。

均一な編み目ではなく、ゆるく柄(がら)のある素材で、ツバが大きく柔らかいものが良いですよ。

「フェミニン」タイプに合う帽子


「フェミニン」も上品というワードがポイントです。

それだけに「グレース」と同じような、編み目が小さくて、上品なものが似合います。

(前記事の「グレース」タイプの写真を参照してください)

ツバが柔らかいのもや、華やかなリボンをあしらったものが良いですね。

「キュート」タイプに合う帽子


キュート・ボーイッシュの帽子
そもそも小柄な人が多い「キュート」の人は、小さいけれど、デザイン性があって、可愛い帽子が似合います。

今流行の「カンカン帽」の似合う「キュート・ボーイッシュ」さんも多いですね。

もちろん、麦わら帽子も「キュート・ガーリッシュ」さんなどは、とても似合いますよ。

暑い日々が始まっています。

紫外線は髪の毛へのダメージもあるそうですから、帽子や日傘で守る、というのは大事な考えかもしれません。

オシャレだけでなく、実用的な意味でも使える帽子――
あまり使わないという人も、今年はチャレンジしてみても面白いかもしれませんよ。

それではまた――。

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パーソナルデザインごとの夏物の帽子

2017年も夏がやってまいりました。

服だけでなく、帽子がほしい~、サングラスが欲しい~
と、お買い物同行の依頼が多くなる季節です。

ところで――
今年は涼しげな夏物帽子のデザインがとても豊富ですね。
麦わら帽子もさることながら、紙製の帽子も色やデザインが豊富で、価格もお手頃です。

以前なら「麦わら帽子」といえば、パーソナルデザインは
「ナチュラル」タイプや「キュート」タイプに限定
といったような印象がありました。

ところが、今はどのタイプにも似合うデザインのものが揃っています。

いくつか、ご紹介してみましょう。

(以下の写真は一例です)

「ファッショナブル」タイプに合う帽子


ファッショナブルタイプの帽子
「ファッショナブル」は派手めなものが似合うタイプ。

当然、帽子も派手さを加えたもの――ツバが大きなものや、大きなリボンがつく、などの華やかなデザインが似合います。

「ナチュラル」タイプに合う帽子


ナチュラルタイプの帽子
そもそも、帽子が似合う人が多いタイプなのですが、特に、カジュアルな麦わら帽子や布製のものが似合います。

デザインも、広めで張りのあるツバがいいですね。

飾りは甘いリボンより、直線で組み合わされたものが良いでしょう。

「グレース」タイプに合う帽子


グレースとフェミニンの帽子
「グレース」は上品なものが似合うタイプ。

これを帽子に当てはめるなら、編み目が小さく、艶の良い美しいものが似合う、ということになります。

デザインも、ツバやリボンはバランス良く、大きすぎないものを選ぶと良いでしょう。

「フェミニン」「ロマンス」「キュート」に似合う帽子については次回紹介します。

それではまた――。

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2017春物が店先に並び始めました

2017春

2017年も2月が下旬に入ろうとしていますが、春物のアイテムが店先に並び始めましたね。

そうなってくると、お客様から聞こえてくるのが、

「春は、『春』色が多いんですよね~」

というお声なんですが、実はそれほど「春」色の服ばかりが出ているわけではないんです。

春先にたくさん出てくるのは、実は「明度」の高い色です。

「だったら『春』色ってことでしょ?」

いえ、「『春』だけ」ではないんですよ。

それぞれのシーズン――「春」も含めて「夏」「秋」「冬」、すべてのグループの中の、明るめの色が出てきているんです。

例えば、次のような感じ。

  • 「夏」タイプ:
    くすみすぎていないキレイな色に出会えます。

  • 「秋」タイプ:
    バリエーションに加えるとテンションのあがりそうな、華やかな「秋」色が見つかります。

  • 「冬」タイプ:
    「冬」のお客さまはよく「アイシーカラー」が欲しいと言われますが、探すならこの時期がベスト! すぐに無くなってしまいます。

今日辺り、ちょっと下見に行ってみるのも良いですね。

それではまた――。

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よみがえる過去の太眉の流行【2】

昨年(2016年)くらいから太眉が受け入れられつつある、
ということで、
今回は各パーソナルデザインごとの太眉についてポイント紹介です。

太眉と各パーソナルデザイン

太眉にしてみたい、として、パーソナルデザインのタイプによって、似合う眉の整え方も当然、違ってきます。

各タイプごとの違いを、簡単に紹介しましょう。

「ファッショナブル」タイプ


そもそも、はっきりした眉が似合うタイプ。
太めにしても、眉山をハッキリつくり、眉尻を長めにすると良いでしょう。

「ナチュラル」タイプ


こちらも、そもそもふと眉が似合う人が多いタイプです。
パウダーで塗りつぶすより、眉毛一本一本の流れが見えるように自然に描くようにしましょう。

「グレース」「フェミニン」タイプ


太くなりすぎないのが重要。
眉頭、眉山、眉尻をきちんとつくり、整えましょう。
上品な感じが似合うタイプなので、本当は太すぎないように注意。

「ロマンス」タイプ


甘く上品な感じが似合うタイプですから、太眉にするなら、ソフトなアーチを描いて、少し太めに描きましょう。

「キュート」タイプ


パウダーで塗りつぶした、太くて短いぼかし眉が似合う人も多いタイプ。
もちろん、すべての人がそうだということではないで、大人の女性なら標準的な太さに抑えるようにしましょう。

もっと細かいところが知りたいというかたは、当方まで気軽にお問い合わせください。

それにしても、次の流行はいったい何がリサイクルされてくるのでしょうね。

「肩パッド」なんて、あるかもしれませんよ。

さてさてどうなるか・・・
まあ、何が来るにしても、興味深いことですね。

それではまた――。

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よみがえる過去の太眉の流行

眉の写真
少し前まで「眉は細く整えてこそ」というような流行でした。
でも、昨年(2016年)あたりから、状況は変わってきました。

あれほど、「細眉でないとイヤ」と言っていた人々の間で、太めに整える眉がはやりだしています。

実は私は、細眉流行時代に、

「もう少ししたら太眉が、またはやるようになると思いますよ」

と言い続けてきました。
メルマガなどでも何度か書いてきました。

とはいえ、その時は、聞き手の皆さんから「まさかぁ!」と笑われているだけでしたね。

そして、今、私の予言は的中したわけです。
(まあ、予言というほど、大した話でもないですが・・・)

太眉が恥ずかしくない時代が来る――

なぜ、それが私に分かっていたかというと、そもそも眉に限らず、
流行はリサイクルされるもの
と知っているからです。

流行は巡り巡って戻ってくる

若い人にとっては、生まれる前に流行したことなんて、もはや「歴史」のなかの出来事みたいなものですね。

そこを逆手にとって、売り手は「歴史」のなかから引っ張り出してきて、デザインのリサイクルをすれば、安上がりです。

デザインを新発明する必要もありません。

そして、その「新デザイン」が実は過去にすたれたものだと知らない若い人には、それがまったく新しいものに見えるわけです。

とはいえ、実際はたかだか数十年前のことですので、その「新デザイン」は年配の人にとっては、なじみのあるデザインでしかありません。

しかも「時代おくれ」になったものですので、違和感を受ける人もいるわけです。

「流行のリサイクル」が悪いわけじゃない

でも、誤解しないでくださいね。
「流行のリサイクル」が悪いと言っているわけではありませんよ。

かつて流行したものが、今、再び流行して何も悪くないですからね。

良いものだから、かつて流行したのですから、それが再評価されただけのことです。

そう考えれば、流行が終わったデザインのアイテムをさっさと捨ててしまうのは、もったいないかもしれません。いつか「流行のリサイクル」によってすくい上げられる日がくるかもしれませんね。

そうはいっても、いつその再評価が始まるかはわかりませんが・・・。

そして今、かつて流行し、その後、時代おくれになって消えたはずの「太眉」がよみがえりつつあるわけです。

さて、前置きが長くなりましたが、次回は本題――
パーソナルデザインごとの太眉対策について
をご紹介します。

それではまた――。

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2017年と、よみがえる過去の流行

記事のタイトルが「ハリーポッターとほにゃらら」みたいな感じなっていますが、それはさておき、2017年になりました。

皆さま、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

21世紀ももう17年目ですか・・・早いですね。

なにが早いって――ノストラダムスとか2000年問題と言っていたのが、何だったのかと思ってしまうくらい、時間は過ぎているなあ、と思ったものですから。

ところで――

ファッション業界では、この「時間が早く過ぎる」を逆手にとった売り方がよくされるのをご存じですか?

すなわち、流行のリサイクルです。

月日が流れて、みんなが忘れた頃に、過去にすたれた流行を引っ張り出してきて、

「これが今の新しいファッション!」

と売り出すと、あっさり流行する。

でも、ある程度の年輩の人からは、

「それって私たちがまだ若かった頃に、年上のオバサン世代に流行していたデザインだわ」

という言葉が聞こえてくるわけです。

そういう人たちには、すでに古くさくてダサイと言われて消えたはずの「過去の流行」が、今の若い人たちに喜ばれているのを見るのは、不思議な気分になるようです。

最近、その「過去の流行」が再び顔を出しているのを目の当たりにしています。

それは、太い眉 です。

――というところで、
今回は新年のごあいさつのつもりでしたので、ここで終わっておきます。

次回の記事で「よみがえる過去の太眉の流行」をお送りします。

それではまた――。

P.S. そうそう、「外れるパーソナルデザイン2」は鋭意、執筆中です。

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