エナメルのバッグがすべて彩度が高いわけではない

M・Tさんのコンサルティング感想からの連載で、前回の「かばん問題」の補足です。

【関連記事】
1:受診者さんの感想メール紹介――「春」「キュート」
2:M・Tさんの感想続き――メガネ問題
3:M・Tさんの感想続き――かばん問題

バッグ選びについて、前回、ポイントをいくつか紹介しましたが、紹介が漏れていてことがひとつあります。

それが、こちら↓

エナメルのバッグがすべて彩度が高いわけではありません

エナメルバッグのなかでも、エナメルのバッグって、光沢がありますよね。

「彩度の高いものが似合うパーソナルカラー「春」「冬」の人には似合いそう。逆に、パーソナルカラー「夏」「秋」の人には似合わないかな」

――と思うかもしれませんが、実はそうでもないんですよ。

一度、「光沢」については忘れてバッグの色そのものを見てみましょう。
それが「夏」「秋」の人に合う色だったなら、使っても大丈夫!

「光沢」と「色の彩度」は混同してしまう人も多いんですが、このふたつは似ているようで違うものなんです。

(例えば、上のエナメルの写真は、光沢はありますが、色そのものはくすんでいます)

だから、バッグの色そのものが「夏」や「秋」に合うものであれば、大丈夫。

「光沢」と「色の彩度」を混同せずに探すこと――

これも、似合う色選びでは大事なポイントのひとつと言って良いでしょうね。

それではまた――。

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M・Tさんの感想続き――かばん問題

M・Tさんのコンサルティング感想からの連載中です。

【関連記事】
1:受診者さんの感想メール紹介――「春」「キュート」
2:M・Tさんの感想続き――メガネ問題
3:M・Tさんの感想続き――かばん問題

今回のテーマはこちら↓。

3.かばん問題


通勤鞄がシルバーなので、ベージュのニットと合わせたらおかしなことになりました。次に買い替える際には黒・ネイビー・ベージュ・オフホワイトあたりから選びたいと思います。

(M・Tさんの感想から抜粋)

M・Tさんのパーソナルカラー・グループは「春」ですので、シルバーのバッグが「春」色コーディネートの中では浮いてしまう、というわけですね。

自分のタイプに合わないバッグを使いたい時は?

チャーム付きバッグ

パーソナルカラーに合わないバッグを持ちたい場合は、パーソナルカラーのスカーフやバッグチャームをつけると良いでしょう。

例えば、M・Tさんの場合、シルバーのバッグを使う時に、「春」色の小さなスカーフやゴールドのバッグチャームをあしらえば、「春」色の装いとのつながりができて不自然さがなくなります。

パーソナルデザインに合わないバッグを持ちたい場合は、ちょっとしたご近所のお買い物や、ラフな装いでのお出かけなどで、いつもと違う雰囲気のバッグを持つと楽しいですね。

バッグにはあえて、アクセントとなる色を使うとオシャレになります。
例をあげるとすると、

  • 「春」の人は、キレイなブルー
  • 「夏」の人は、レモンイエロー
  • 「秋」の人は、オレンジやターコイズ
  • 「冬」の人は、トゥルーレッド

といった感じです。

(もちろん、アクセントカラーは他にもいろいろありますよ)

バッグ選びで重要なのは、大きさ

基本的には、

  • 「ファッショナブル」「ナチュラル」は大きめ
  • 「グレース」「フェミニン」は中くらい
  • 「キュート」は小さめ

を選ぶと無難ですが、ポイントはそれだけではありません。

身長や体格とのバランスの良い大きさを選ぶと、オシャレに見えます。

大きい人用の大きいバッグを小さい人が持っていたり、その逆だったりするケースをよく見かけます。これでは、バッグがチグハグに見えてしまいます。

自分の体格を正確に理解できている人って、実は少ないんですよ。

まず、自分の体の大きさを知って、体格に合ったバッグを使いましょう!

わからなければ、いつでもコンサルタントにご相談ください。
それではまた――。

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M・Tさんの感想続き――シチュエーション&実用問題

M・Tさんのコンサルティング感想からの連載中です。

【関連記事】
1:受診者さんの感想メール紹介――「春」「キュート」
2:M・Tさんの感想続き――メガネ問題

今回のテーマはこちら↓。

2.シチュエーション&実用問題


通勤5:子育て2:他ほぼ0の生活ですので、ワードローブもなるべくその比率にしたいですが、通勤のドレスコードがなかなか厳しく、何を着ていたらいいのかわからなくなってきました。
(中略)
こういう場合、通勤のドレスコードに合わせた上で、可能な範囲で盛るということになるんでしょうか? もう通勤服はPCだけ合わせていくとかでも大丈夫なのでしょうか???

(M・Tさんの感想から抜粋)

TPOに合わせたパーソナルカラー/デザインの使い方

M・Tさんは「春」の「キュート」タイプ。

こういうと、最近は「キャピキャピ感のただようタイプですね」なんて言われることも多いのですが、実はこれ、「外れるパーソナルデザイン」的な考え方です。

いくら「キュート」という名前のタイプだからといって、「キャピキャピ感のただよう」ファッションにしたら、やりすぎですし、ある程度、知性的な感じや上品さも必要でしょう。

たとえば、M・Tさんの場合なら、お仕事の時には、インナーに適度な柄物やデザインのあるものを組み合わせるだけで良いんです。

「キュート」タイプは「どこかに変化があれば良い」んです。
(「変化だらけにすれば良い」ではないということ)

一カ所二カ所、軽い変化を付けてみましょう。
それだけでもステキになれます。

特に今回はお仕事時の服という条件であって、パーティやレジャーの時とは違うのですから、やりすぎはむしろマイナス。

また、通勤時にはストールなどをうまく使えば、色やデザインを足すことができるので、「変化」を楽しめると思いますよ。

パーソナルカラー/デザイン原理主義にならないで

今回の話のように、自分のパーソナルカラー/デザインに合わせようとするあまり、あまりに特徴的な格好をしなくてはならないか、と言えば、そうではないということです。

「キュート」タイプだって、TPOによっては、どこかに少し変化を入れるだけで良い時もあります。

シンプルが似合うという「ナチュラル」タイプだって、TPOによっては、華やかなデザインや高価なアクセサリーで美しさを表現する方が良い時もあるでしょう。

「○○タイプだから、どんなときも120%そのタイプの特徴を表現しないといけない」という原理主義的な考え方は、ベストカラーコムは推奨しません。

ファッションは、その幅を楽しむもの。
「○○からはみでちゃダメ」というやり方は、逆に幅を狭めていますよね。
(「あなたはいつも○○な格好していますね」なんて言われてもうれしくないですものね・・・)

まずは、細かな変化を付けていくところから始めて、自分に合うファッションの幅がどれだけ広いのか、学んでいくのも楽しいと思いますよ。

わからなければ、いつでもコンサルタントにご相談ください。

それではまた――。

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M・Tさんの感想続き――メガネ問題

似合う眼鏡1前回、M・Tさんのコンサルティング感想を紹介しました。

【関連記事】受診者さんの感想メール紹介――「春」「キュート」

そこには、以下の3つのポイントが書かれていましたね。

  1. メガネ問題
  2. シチュエーション&実用問題
  3. 現在使用中の通勤かばん問題

どれもM・Tさん個人のお話ではありますが、鋭いポイントをついていらっしゃいますので、もうちょっとくわしく進めてみようと思います。

ということで、最初はこちら↓。

1.メガネ問題


普段は100%メガネなのですが、今使っているメガネが似合っていないかもしれません。顔に乗せるものなので、実は影響が大きそうですね。次に買い替える時には似合うものを探さないと。。。(1~2年後ぐらいかな)

(M・Tさんの感想から抜粋)

メガネは服やメークより大事なポイント

似合う眼鏡2最初に、メガネの話を持ってくるのが、なかなか鋭い視点ですね~。

しかも、「顔に乗せるものなので、実は影響が大きそう」と正しく注意点を理解していらっしゃいます。さすがです。

実際、「メガネは顔の一部」といっても良い物ですから、とても重要です。

なんといっても、メガネは目の上にかぶさってくるアイテム。アイメークをしていても、その上にかぶさります。メガネ選びに間違うと、目の輝きは消え、アイメークも死んでしまいます。

つまり、服よりも顔そのものに乗るメークが大事、そしてメークのさらに上にかぶさるメガネはさらに大事なパーツ、ということですね。
ある意味、あらゆるファッションアイテムのなかでも、メガネが一番重要なアイテムといえるかもしれません。

メガネ選びを単純に考えると間違う

似合う眼鏡3メガネ選びも、自分のパーソナルカラーとパーソナルデザインの理屈に合わせて選べば、簡単ですよ――と言えたら良かったのですが・・・

実のところ、メガネだけは、パーソナルカラー/パーソナルデザインの結果だけで、簡単に答えが出るものではないんです。

もちろん、フレームの太さや大まかな形くらいは予想がつきますが、メガネはもうちょっと複雑。

実際、よく受診者さんから、「これは私に合いますか?」という質問と一緒に、服やアクセサリーなどの写真が送られてきて、それにアドバイスすることはあります。

――が、メガネだけは無責任に答えないようにしています。

というのも、メガネは人それぞれに違う以下のような点――

  • 眉の形
  • お顔の幅
  • お顔の雰囲気やバランス

・・・などなど、に合わせて選ぶ必要があるからです。

もちろん、実際にメガネをかけた状態を、この目で見れば間違うことはありません。

正直に言うと、

「私(コンサルタント)をメガネ売り場につれていって、一緒に選びましょう」

というのが、本音です。

(今回の記事とは関係ないと思いますが、実際、ここのところ、メガネ選びのお買い物同行依頼が、とても増えていますよ)

メガネ選びは慎重に、ということでした。
それではまた――。

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「テロンチ」「スカーチョ」「スカンツ」とパーソナルデザイン【2】

前回は、パーソナルデザイン・タイプごとの「テロンチ」の使い方について紹介しましたが、今回は「スカーチョ」「スカンツ」です。

えーと、ファッション用語って、なんでもありですね。

【前記事】「テロンチ」「スカーチョ」「スカンツ」とパーソナルデザイン

「スカーチョ」と「スカンツ」

スカーチョ
「スカーチョ」「スカンツ」も聞き慣れない言葉ですが、造語ですね。

スカート+ガウチョで「スカーチョ」。
スカート+パンツで「スカンツ」。

――ということだそうです・・・。

どちらも、はやりのガウチョパンツより、見た目がスカートに近く、キレイめトップスにも合わせやすいですね。可愛らしさと動きやすさをあわ持つ使いやすいアイテムです。

実は香咲は、これまでも「キュート・ガーリッシュ」「グレース」「フェミニン」「ロマンス」タイプのお客さまには、このタイプをオススメすることが多かったのです。


ここで一番大切なのは――後ろ姿がどう見えるかですよ。

ガウチョパンツの記事でも書きましたね。

【関連記事】ガウチョパンツ――パーソナルデザイン別の使い方

楽なのはわかっていても、なかなかパンツがはけないという人もいますが、だいたいは「おしりの形がクッキリ出るのが気になるから」とおっしゃいます。

でも、そこをきちんとカバーしてくれるデザインさえを選べば、キレイに着こなせますよ。つまり、女性らしいデザインが似合う人にはうれしいパンツが「スカーチョ」と「スカンツ」ということですね。

それではまた――。

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「テロンチ」「スカーチョ」「スカンツ」とパーソナルデザイン

この春の店先に出てきているファッションアイテムが、
「テロンチ」「スカーチョ」「スカンツ」
というもの。

ご存じないかたもいると思いますので、簡単に紹介。
(もちろん、パーソナルデザインにからめたお話です)

「テロンチ」=テロンとしたトレンチコート

テロンチの写真
テロンとしたトレンチコートで「テロンチ」・・・。

ベストカラーコムの代表が思わず「ファッション用語なのに、なんて名前の付け方・・・」と絶句していましたが、まあ、気持ちがわかりますね (^ ^;)

(なお、代表って私のことではないですよ。コンサルティング中には顔を出しませんが、メルマガ「センスが無くてもイメージコンサルタントになれる」では一緒に出ていますので、ご興味があればどうぞ)


「テロンチ」はレーヨンなどの柔らかい素材を使って張り感を減らし、サラッと羽織れて、女性らしさを表現できるコートです。

これまで、「ロマンス」タイプ・「フェミニン」タイプの人には使い勝手の悪かったトレンチですが、「テロンチ」なら、とてもステキに着こなせますよ。

先日のお買い物同行の際に、「フェミニン・ナチュラル」のお客さまに試着していただいた時も、とてもお似合いでステキでした。

ただし、「テロンチ」と言っても、上の写真の物以外にも、さまざまなデザインがありますので、パーソナルデザイン・タイプの特徴に合う「テロンチ」を上手に選びましょう。

さて、今回はここまで。
日をおかずに「スカーチョ」と「スカンツ」も紹介しますね。
それでは次回に――。

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