香咲ハルミとパーソナルデザイン【2】

香咲ハルミとパーソナルデザイン【1】のつづきです。

デザイン診断の不遇な歴史

似合う形や模様を判断するデザイン診断。
このデザイン診断は、数十年前、イメージコンサルティングが
日本に入って来たときには、すでに存在してしました。
半世紀近い歴史があるということですね。

ただし、当時の診断は、パーソナルデザインという
名前ではありませんでしたし、内容もちょっと違います。

しかも、この頃のデザイン診断は、パーソナルカラー診断の
オマケみたいなものといったあつかいで、
似合うデザインを伝える側であるコンサルタントたちの
力量が成熟しているとは言えない状況でした。

当然、具体的な診断や細かなアドバイスができるはずもなく、
また診断方法も身長の差や雰囲気で、なんとなく簡単に
結論を出す、といった程度のものだったのです。

そのため、受診した人も「これがあなたの似合うデザインです」
と言われても深く理解するのはむずかしく、
ほとんどの人が、自分の似合うデザインの服装を
実践することができない状態が続きました。

自分に似合うデザインを自分のセンスで選ぶことのできる人
だけが、診断後にステキに変身できていた、という始末。

これでは、デザイン診断の発展もままならず、結果、
何十年もの間、デザイン診断はパーソナルカラー診断の
影に隠れてしまうことになったのです。

そんな頃、私、香咲ハルミもイメージコンサルティングに
出会い、パーソナルカラーと、そして、似合うデザインの
診断を知ることになります。

初めて受けたコンサルティングで、パーソナルカラーの
すごさを理解できましたが、それと比較して、
「デザイン診断もすごいのに、なんだか、
あつかいが軽い」

と感じたのでした。

 

【3】につづく