香咲ハルミとパーソナルデザイン【3】

香咲ハルミとパーソナルデザイン【2】のつづきです。

私とデザイン診断の出会い

初めて受けたデザイン診断――

といっても、私自身はどんな形や模様のものを選べばいいのか、
感覚的にわかっていましたし、ちゃんと自分に似合う少し
変わったデザインのものを使っていました。

ただし、「色」のほうは大まちがいなものを使ってたようで、
パーソナルカラーに合うものに変えるとすぐに周囲の反応が
良くなって、コンサルティングを受けたことに大満足
することになったのでした。

さて――

私がイメージコンサルティングを受けたのは、
もう25年以上前のこと。

日本にイメージコンサルティングを持ち込んだ人の
弟子にあたるコンサルタントから、3人の友人と一緒に
受診しました。

さすがに、“当時の”本家本元。
パーソナルカラー診断の結果は、納得できるものでした。

問題は、デザイン診断のほう。

私と友人ひとりの診断結果は納得できるものでしたが、
あとのふたりの診断結果には違和感を受けました。

(なお、そこでおこなわれているものは『デザイン診断』という
名前ではありません。ここでは、仮にデザイン診断と書いています)

友人1はコスプレおばさんに――

ひとりは、身長が高くないので、かわいいものが似合うタイプ
(ベストカラーコムの診断でいえば「キュート」に当たるような
タイプ)と診断されました。

でも、彼女がかわいい柄や形の服・アクセサリーを使うと、
とたんに若作りしているオバさんみたいになってしまいました。

その、スキッとした知的な顔立ちが、かわいいものや変わった
デザインのものとバランスが合わなかったわけです。

すっかり、子供のコスプレをしているオバさんみたいに
なってしまった彼女に、私は言いました。

「あなたは上品で知的な顔立ちと雰囲気をしているのだから、
それを活かすデザインのほうが合うと思いますよ」

ベストカラーコムの診断方法で言えば、「グレース」タイプに
当たると、私は判断したわけです。

実際、彼女が上品なよそおいに変えると、「大人のステキな女性」
へと大きく変化し、本人も私のアドバイスに喜んでくれました。

【4】につづく