各パーソナルカラーごとの鉄板と言える化粧品は――”ほぼ”ありません【3】

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

誰にでも似合う鉄板の化粧品ってほとんどないので、自分の肌でちゃんとテストして選びましょう!

前記事で上のように書きましたが、でもテストの方法にも注意点があります。

これをスルーしていると、テストしても正しく選べませんよ――
という内容を今回はお届けします。

間違いだらけの化粧品テスト

「その化粧品が自分に合っているかどうかのテストをしなさい」と言われても、そもそもテストの正しい方法をご存じですか?

例えば――
化粧品売り場でテストされることはありますよね。
あれは人任せなのでとても楽、というメリットがあります。

でも、ほとんどの売り場ではひとつ問題があります。

それは照明がきついこと。

ひとことで照明といっても、その“光の色”はさまざまです。
照明の光によって色の見え方も、簡単に変わってしまいます。

実のところ、この照明の影響で、お買い物に失敗している人もよく見かけます。

お店で見たときは似合って見えたのに、家だとなんだか違う・・・。
ひょっとしたら、これはお店の照明によって、顔もアイテムもそれぞれの色が実際のものとは違って見えていたせいかもしれません。

売り場でテストをするのは、そんな「不利な条件」と覚悟してやるならかまわないのですが、失敗するリスクもあることは理解しておきたいところです。

しかも店員さんが「似合うもの」をお勧めしてくれるとはかぎりません。
メーカーとして売りたいものを「似合う」と言って勧めてくる人もいます・・・。

もちろん、ちゃんとした店員さんも多いですよ。
ただ、当たり外れで外れを引いたら大損をするのはあなたですよ、という話です。

照明を付けずにテストしましょう

そこで重要なのが、人任せにせず――

「サンプルを取り寄せること」です。

(お店で化粧してもらって、いったん家に帰って合っているか見てみる、というやり方もあります)

でも、暗い洗面所のような場所で電灯をつけてテストしていては、売り場でテストするのと同じです。

取り寄せたサンプルを、

  • 照明をつけなくても明るい部屋
  • 昼間
  • 窓の方に顔が向いた状態

――で合っているかを確認しましょう。

もちろん、自分でテストするにも自身のパーソナルカラーとパーソナルデザインを理解していないと、正しい判断は難しいですね。

そこは、もっとくわしく知りたいのでしたら、コンサルタントに相談されながらテストすると良いでしょう。

さて、次回は、上手にメークをするためのポイントも紹介してしまおうか、と思います。

ポイントは3つもありますよ。

それではまた――。

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各パーソナルカラーごとの鉄板と言える化粧品は――”ほぼ”ありません【2】

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

誰にでも合う化粧品というものは、残念ながらほとんどありません。
前記事でそう説明しましたね。

では、”自分だけに合う化粧品”とはどうやってさがせばいいのか。
今回はそういった内容です。

同じパーソナルカラーどうしでも似合う化粧品が違ってくる理由

その人に合う化粧品は、人それぞれで違います。
──とまあ、そうは言っても、もちろん、パーソナルカラーによって似合う色の「傾向」はありますよ。

例えば、ファンデーションなら

  • イエローベース(「春」「秋」)用なら、オークル系
  • ブルーベース(「夏」「冬」)用なら、ピンク系

といった感じになるわけなんですが・・・。

しかし、実際に付けてみると、やはり人それぞれによって微妙に似合う色が違ってきます。

なぜそんなことになるのか、という理由がふたつ──

1 肌の状態によって似合う化粧品も変わる


色白、色黒、日焼けよる肌のツヤの違い・・・などなど、肌の「色合い」も人それぞれ。

肌に直接つけるメークですから、肌の状態によって影響を受けるのはわかると思います。

たとえば、日焼け具合によっては合うファンデーションはガラリと変わりますし、肌のツヤによっても、微妙な違いがあるのはおわかりだと思います。

さらには年齢によっても肌の具合はかなり変わってきますので、それに合わせた化粧品の色選びが必要になってきますね。

2 パーソナルデザインによって、さらに幅が広がる


前記事の最後に軽く触れましたが、色さえ合っていれば、あとは雑誌や流行どおりにメークしても、絶対似合う・・・なんてことはありません。

つまり、パーソナルデザインごとにメークの濃さや方法も違ってきます。

自分の顔立ちや雰囲気にあったメークでないとチグハグさはなくなりません。

たとえば、濃い色が似合う「秋」や「冬」の人であっても、パーソナルデザインが「ナチュラル」や「グレース」なら、濃くつけすぎるのは考えものになることもありますね。

上のような理由もあって、化粧品選びはパーソナルカラーの中から適当に選んでおけばいい、と適当にアドバイスできるものではなくなってくるのです。

では、「どうすればいいの?」ということですが、
化粧品選びのコツはひとつ――

化粧品は自分でテストして選ぼう!

これに尽きます。

具体的な方法や注意点は次回、ご紹介しますね。
それではまた――。

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各パーソナルカラーごとの鉄板と言える化粧品は――”ほぼ”ありません

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

あなたに合わないパーソナルカラーごとの「鉄板」化粧品なんていくらでもある

最近、受診者さんのなかに、次のようなことを言う人がそこそこいらっしゃいます。

「独自に仕入れてきた情報では、私のパーソナルカラーには○○の化粧品が鉄板だということなので、それを使っています」

ところが、そんな「鉄板化粧品」を受診者さんの肌でテストしてみると、全然合ってない・・・

そんなケースも続いています。

誰かが使ってみて自分に合っていた化粧品を、他の人にも勧める。
このようなことはよくあることですね。
情報を共有したいという思いは、すばらしいことだと思います。

でも、ことが化粧品となると、そこは少し慎重になることをお勧めします。

他人の情報をそのまま受け入れてマネして、化粧が浮いてしまったり、顔色が出なかったりしていては意味がありません。

というのも――

化粧品は同じパーソナルカラーの人でも、合うものは違うことがある

からなんです。

つまり、
「各パーソナルカラーごとの鉄板化粧品は”ほぼ”ない」
ということになりますね。

なかには鉄板といえる化粧品もあるけれど・・・

もちろん、全くないわけではありません。
”ほぼ”ない――だけです。

たとえば、私たちイメージコンサルタントが診断時に使うテスト用の化粧品は、ある意味、鉄板と言ってもいいでしょう。

(最近は化粧品ってすぐに廃番になって、新商品に入れ替わっていくので、必死に探してきていますが・・・)

ただ、これもテスト用として、かなりハッキリした色のものを選んでいますので、普段使いにはちょっと・・・
なんて気後(きおく)れする受診者さんもいらっしゃいますね。

本当は普段使いになんの問題もない化粧品なんですが、ハッキリした色のものを使ったことのない人には、最初の一歩を踏み出す勇気が必要になるようです。

そこは、コンサルタントに相談しながら、少しずつ慣れていけば良いと思います。

さて、これらに加えて――
パーソナルデザインも関係してくることを忘れてはいけませんよね。

パーソナルデザインのタイプによって、付け方や付ける量なども人それぞれ違ってきますから、さらに複雑な事情となるわけです。

では、化粧品をどうやって選べば失敗しないのでしょうか?
それはまた次回に紹介しますね。

それではまた――。

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受診者さんの感想メール紹介――「綺麗になるには覚悟が必要と実感」(20代・女性)

今回もコンサルティングの感想メールを紹介します。

今回紹介するH・Mさんは「冬」という診断結果だったのですが、最初はご家族から”微妙な反応”をされてしまい、再診のご相談を受けていたかたでした。

ところが、後日、次のようなメールをいただいたのですが、その内容は――。

― お客さまの了承を得られた場合のみ紹介しています ―

今回の受診者のH・Mさん(20代・女性)の情報は――
  • パーソナルカラー:「冬」
  • パーソナルデザイン:「キュート」

・H・Mさんの感想メール


先日はお電話でたくさんのアドバイスをしていただきありがとうございました。
あれから、変わらずにウィンター向けのコスメを使い続けております。

結論から申し上げますと、やはりウィンターで間違いないようです。
そして懸念していた再診は不要のようです。

香咲さんの診断を信じて、髪も今後カラーリングを止めようと思い、真っ黒に戻しました。染めたては漆黒のように真っ黒なので、自分ではまだ見慣れないのですが (^^;)

しかしながら髪を黒くしてみると、派手だなと感じていたリップもより顔に映え、口がキュッと引き締まって見えるようになりました。

また、不意に口紅を塗り直した時に、夫が「その色よく似合ってるね。良い色だね。」とまた言ってくれました。

初めに口紅そのものをどうかな?と見せた時は、そんな濃い色ブルゾンちえみみたい!と言われたのですが。。。(笑)
塗った時に二回もリップを褒められるなんてびっくりです。

チャコールグレーのスーツを着て出かけた日には、「雰囲気がいいね」、「美人さんだね」と1日の中で初対面の何人かの方に褒められました。
お世辞だったのかもしれませんが、心踊るような日になりました。

「綺麗になるには覚悟が必要です」という香咲さんの言葉がとても印象的で、パーソナルカラーに限らず、自分のこれからの生き方にもハッとさせられるものがありました。
そして的確な言葉の後の、香咲さんのアハハッとという笑い声に優しいお人柄を感じました。

ウィンターのカラーは私の中ですごく敷居が高く、高貴で特別な美しさがあるように感じていて、正直「自分なんて似合う訳がない」と決めつけておりました。

今回のイメージコンサルティングを受けなければ、ウィンターカラーのアイテムを手に取ることは絶対に!!なかったと思います。そして、一生ぼんやりと、目立たないように生きていたかもしれない…とさえ思います。

でも今は似合うメイクで自分の目がキラキラとするのを感じて、ワクワクが止まりません。

今回のコンサルを受けたこと、その後の不安を香咲さんに解消していただけたこと、心から感謝しております。

H・Mさん、ご感想、ありがとうございました。

パーソナルカラー「冬」の似合う口紅は、今、若い人の間で流行しているハッキリとした色の典型みたいなものですね。

いきなり、そんな口紅を付けだすと、見慣れていないご家族などがびっくりされるケースはとても多いです。
そして、見慣れれば褒められるようになる――これもとても多いケースです。

ええ、本当に多いケースなんです(笑)
(もちろん、「冬」以外のパーソナルカラーでも同じ体験をされる人も多いですが・・・)

「綺麗になるには覚悟がいる」――これまで経験のなかったファッションにチャレンジするのは、最初の一歩が大変かもしれませんね。

でも、周囲から褒め言葉が出始めたら、もう元に戻れませんよ。
今後も自分の「色」を楽しんでくださいね!

それではまた――。

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受診者さんの感想メール紹介――「意外な診断結果――でも思い返すと納得しきりな過去の出来事」(20歳・女性)

今回はコンサルティングの感想メール紹介です。

― お客さまの了承を得られた場合のみ紹介しています ―

今回の受診者のN・Aさん(20歳・女性)の情報は――
  • パーソナルカラー:「春」
  • パーソナルデザイン:「グレース・フェミニン」

・N・Aさんの感想メール


先日はありがとうございました。その後ルンルンでライブを楽しめました!

前回違う所でパーソナルカラーを受けたら秋だったので、いくら誤診が多いと聞いても私は関係ないと思っていました(笑)

なので「春」となったときには驚き、30本近く買った秋色のリップはどうしようかと絶望しました…が、帰ってから思い返してみると、秋メイクをするようになって、

「容姿を褒められることが少なくなったなあ」
「似合うメイクをしているのになんでだろう?」
「自分がブスだからだ…」

と、自分の顔が好きになりたくて診断を受けたのに更に嫌いになってしまっていました。

ところが先生の診断のあと、春メイクをして学校に行くと褒めて貰えたので、本当に秋メイクは似合ってなかったんだなあと納得しました(笑)

パーソナルデザインもグレースフェミニンと意外な結果でしばらく衝撃だったのですが(ずっとえーーーー???ってうるさくてすみませんでした…)、

  • カジュアルが似合わないのに浮きたくなくて無理やり着ていた点、
  • 不謹慎ながら「喪服似合うな…」と思っていた点、
  • オーバーサイズが似合わない点、
  • 短大卒業式で着物にピッチリまとめた髪型がもうこんなに褒められたことがないくらい褒められた点、
  • カジュアルを着ててもトップスはレースのブラウスとか靴・カバンは必ずしっかりしたものだったりとか、、、

もう思い返せば思い返すほどグレースフェミニンの特徴ですよね…。

直近ですと春のデニムジャケットがどれを着ても似合わなかったのも、デニムがカジュアルすぎ(グレース)・ジャケットが硬すぎ(フェミニン)という要因かなあと思います。

もう今から買い物が楽しみで楽しみで…いただいた色見本や資料を読み返しまくる日々です。本当に似合うものを知ったあの日から、自分ことが少しは好きになれたかなと思います。

とりあえず、自分顔が嫌いすぎて鏡を割りたくなっていたのですが、「私はこういう理由で今輝いていないだけ!」と自己否定に走らず頑張れそうです(笑)

この度は本当にありがとうございました。

N・Aさん、ご感想、ありがとうございました。

N・Aさんも誤診に惑わされた被害者だった・・・というのは同じイメージコンサルタントとしては申しわけなく感じる部分もあります。

でも、お若いN・Aさんが本当の「似合うもの」に出会えたことを嬉しく思っています。

まだ20歳でいらっしゃいますから、「ファッションなんて自由だ!」を押し通すことだってできる年代でもあります。

とはいえ、やはり、
ここぞという時に「似合うアイテム」をしっかりと選べる!
という強み、今後の人生に大きなメリットとなるでしょうね。

今後もわからないことがあれば、いつでもご相談くださいね。

それではまた――。

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「隠れキュート」談いろいろ【3】

「隠れキュート」談いろいろ の第3回です。

「キュート」は子どもみたいなタイプ?

今回は「キュート」タイプの悩み2トップの2つ目――

2 子どもみたいに見られたくない

について解説します。

「キュート」というタイプの名前から連想するのが
「子どものようなファッション」
という人がけっこう多いみたいですね。

「私もいい年ですので、子どもみたいな格好はできません」

当たり前のことですが、「キュート」にだって大人はいますね。
十代・二十代ならともかく、いい大人が「子どものようなかわいい恰好」を押しつけられても無理があるのは理解できます。

(まあ、これは若い人だって同じですね。若いと言っても大人ですから、若い人のなかにも同じような思いを持つ人もいらっしゃいます)

そこで――「隠れキュート」になってしまう・・・。

子どものような服とは逆の方向性、つまり、さっぱりとしたシンプルなデザインのものを主体に使い始める。

そして、「地味~な人」ができあがってしまうのです。

この場合の地味とは人の目にかかりづらい、周囲に埋没してしまう感じを言います。

背景のような素通りされる存在――子ども扱いはされなくなるでしょうが、どうでもいいような扱いをされるのだってイヤですよね。

「ナチュラル」「グレース」なら、シンプルなものでステキな女性(もちろん、男性も)にセルフコーディネートできるのですが、「キュート」はシンプルすぎると、手抜きになってしまうタイプ、ということなんです。

「かわいい格好」を誤解していませんか?

そもそも、このパターンの「隠れキュート」さんは「かわいい格好」というものを誤解している場合がほとんどです。

「隠れキュート」さんは、ここでの「かわいい恰好」として、某アイドルグループのような恰好を思い浮かべる人が多いようです。

あのような子どもっぽくて目立つような服はイヤ、というわけです。

ですが、そもそも、「キュート」が似合うファッションって「子どもの服」のことではないんですよ。

どこかに個性のある大人のファッションが似合う。
それが「キュート」タイプです。

ただし、小柄な雰囲気のある「キュート」タイプ「ファッショナブル」タイプなどと違って、全体的に「こぶり」なものであることが条件ですが。

子ども服がイヤ、と、シンプル主体の服にしていてはただの背の低い人(他人の目につきにくい人)になりかねません。

そもそも某アイドルグループだって、アイドルのコスプレ――というか、ステージ衣装を着ているだけですよね。
普段から、あのような格好をしているわけではないでしょう。

いくら「キュート」タイプの人でも、あれを真似しては、コスプレになるのは当然ですよね。
(もちろん、コスプレ目的で着るなら似合うかもしれませんよ)

ということで――

「隠れキュート」さんにはぜひ、どこかに個性や変化のある大人のファッションで、

ステキな「品良く、大人っぽい、キュート」の女性

を目指して欲しい。そう思っています。

それではまた――。

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