香咲ハルミとパーソナルデザイン【2】のつづきです。
初めて受けたデザイン診断――
といっても、私自身はどんな形や模様のものを選べばいいのか、
感覚的にわかっていましたし、ちゃんと自分に似合う少し
変わったデザインのものを使っていました。
ただし、「色」のほうは大まちがいなものを使ってたようで、
パーソナルカラーに合うものに変えるとすぐに周囲の反応が
良くなって、コンサルティングを受けたことに大満足
することになったのでした。
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さて――
私がイメージコンサルティングを受けたのは、
もう25年以上前のこと。
日本にイメージコンサルティングを持ち込んだ人の
弟子にあたるコンサルタントから、3人の友人と一緒に
受診しました。
さすがに、“当時の”本家本元。
パーソナルカラー診断の結果は、納得できるものでした。
問題は、デザイン診断のほう。
私と友人ひとりの診断結果は納得できるものでしたが、
あとのふたりの診断結果には違和感を受けました。
(なお、そこでおこなわれているものは『デザイン診断』という
名前ではありません。ここでは、仮にデザイン診断と書いています)
ひとりは、身長が高くないので、かわいいものが似合うタイプ
(ベストカラーコムの診断でいえば「キュート」に当たるような
タイプ)と診断されました。
でも、彼女がかわいい柄や形の服・アクセサリーを使うと、
とたんに若作りしているオバさんみたいになってしまいました。
その、スキッとした知的な顔立ちが、かわいいものや変わった
デザインのものとバランスが合わなかったわけです。
すっかり、子供のコスプレをしているオバさんみたいに
なってしまった彼女に、私は言いました。
「あなたは上品で知的な顔立ちと雰囲気をしているのだから、
それを活かすデザインのほうが合うと思いますよ」
ベストカラーコムの診断方法で言えば、「グレース」タイプに
当たると、私は判断したわけです。
実際、彼女が上品なよそおいに変えると、「大人のステキな女性」
へと大きく変化し、本人も私のアドバイスに喜んでくれました。
【4】につづく