よみがえる過去の太眉の流行【2】

昨年(2016年)くらいから太眉が受け入れられつつある、
ということで、
今回は各パーソナルデザインごとの太眉についてポイント紹介です。

太眉と各パーソナルデザイン

太眉にしてみたい、として、パーソナルデザインのタイプによって、似合う眉の整え方も当然、違ってきます。

各タイプごとの違いを、簡単に紹介しましょう。

「ファッショナブル」タイプ


そもそも、はっきりした眉が似合うタイプ。
太めにしても、眉山をハッキリつくり、眉尻を長めにすると良いでしょう。

「ナチュラル」タイプ


こちらも、そもそもふと眉が似合う人が多いタイプです。
パウダーで塗りつぶすより、眉毛一本一本の流れが見えるように自然に描くようにしましょう。

「グレース」「フェミニン」タイプ


太くなりすぎないのが重要。
眉頭、眉山、眉尻をきちんとつくり、整えましょう。
上品な感じが似合うタイプなので、本当は太すぎないように注意。

「ロマンス」タイプ


甘く上品な感じが似合うタイプですから、太眉にするなら、ソフトなアーチを描いて、少し太めに描きましょう。

「キュート」タイプ


パウダーで塗りつぶした、太くて短いぼかし眉が似合う人も多いタイプ。
もちろん、すべての人がそうだということではないで、大人の女性なら標準的な太さに抑えるようにしましょう。

もっと細かいところが知りたいというかたは、当方まで気軽にお問い合わせください。

それにしても、次の流行はいったい何がリサイクルされてくるのでしょうね。

「肩パッド」なんて、あるかもしれませんよ。

さてさてどうなるか・・・
まあ、何が来るにしても、興味深いことですね。

それではまた――。

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よみがえる過去の太眉の流行

眉の写真
少し前まで「眉は細く整えてこそ」というような流行でした。
でも、昨年(2016年)あたりから、状況は変わってきました。

あれほど、「細眉でないとイヤ」と言っていた人々の間で、太めに整える眉がはやりだしています。

実は私は、細眉流行時代に、

「もう少ししたら太眉が、またはやるようになると思いますよ」

と言い続けてきました。
メルマガなどでも何度か書いてきました。

とはいえ、その時は、聞き手の皆さんから「まさかぁ!」と笑われているだけでしたね。

そして、今、私の予言は的中したわけです。
(まあ、予言というほど、大した話でもないですが・・・)

太眉が恥ずかしくない時代が来る――

なぜ、それが私に分かっていたかというと、そもそも眉に限らず、
流行はリサイクルされるもの
と知っているからです。

流行は巡り巡って戻ってくる

若い人にとっては、生まれる前に流行したことなんて、もはや「歴史」のなかの出来事みたいなものですね。

そこを逆手にとって、売り手は「歴史」のなかから引っ張り出してきて、デザインのリサイクルをすれば、安上がりです。

デザインを新発明する必要もありません。

そして、その「新デザイン」が実は過去にすたれたものだと知らない若い人には、それがまったく新しいものに見えるわけです。

とはいえ、実際はたかだか数十年前のことですので、その「新デザイン」は年配の人にとっては、なじみのあるデザインでしかありません。

しかも「時代おくれ」になったものですので、違和感を受ける人もいるわけです。

「流行のリサイクル」が悪いわけじゃない

でも、誤解しないでくださいね。
「流行のリサイクル」が悪いと言っているわけではありませんよ。

かつて流行したものが、今、再び流行して何も悪くないですからね。

良いものだから、かつて流行したのですから、それが再評価されただけのことです。

そう考えれば、流行が終わったデザインのアイテムをさっさと捨ててしまうのは、もったいないかもしれません。いつか「流行のリサイクル」によってすくい上げられる日がくるかもしれませんね。

そうはいっても、いつその再評価が始まるかはわかりませんが・・・。

そして今、かつて流行し、その後、時代おくれになって消えたはずの「太眉」がよみがえりつつあるわけです。

さて、前置きが長くなりましたが、次回は本題――
パーソナルデザインごとの太眉対策について
をご紹介します。

それではまた――。

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2017年と、よみがえる過去の流行

記事のタイトルが「ハリーポッターとほにゃらら」みたいな感じなっていますが、それはさておき、2017年になりました。

皆さま、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

21世紀ももう17年目ですか・・・早いですね。

なにが早いって――ノストラダムスとか2000年問題と言っていたのが、何だったのかと思ってしまうくらい、時間は過ぎているなあ、と思ったものですから。

ところで――

ファッション業界では、この「時間が早く過ぎる」を逆手にとった売り方がよくされるのをご存じですか?

すなわち、流行のリサイクルです。

月日が流れて、みんなが忘れた頃に、過去にすたれた流行を引っ張り出してきて、

「これが今の新しいファッション!」

と売り出すと、あっさり流行する。

でも、ある程度の年輩の人からは、

「それって私たちがまだ若かった頃に、年上のオバサン世代に流行していたデザインだわ」

という言葉が聞こえてくるわけです。

そういう人たちには、すでに古くさくてダサイと言われて消えたはずの「過去の流行」が、今の若い人たちに喜ばれているのを見るのは、不思議な気分になるようです。

最近、その「過去の流行」が再び顔を出しているのを目の当たりにしています。

それは、太い眉 です。

――というところで、
今回は新年のごあいさつのつもりでしたので、ここで終わっておきます。

次回の記事で「よみがえる過去の太眉の流行」をお送りします。

それではまた――。

P.S. そうそう、「外れるパーソナルデザイン2」は鋭意、執筆中です。

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2016冬のコート特集

コートが主役の時期になってまいりました。

今年の主流コートは――

  • チェスターコート
  • ムートン(調)コート

というところです。

これが今年の「流行のコート」ということですが、では、この流行のコート、各パーソナルデザイン・タイプごとに、どう使えばいいのか、ご紹介しましょう。

チェスターコートとパーソナルデザイン

チェスターコートチェスターコートは、全体的に直線が多いデザインですので、上品さが売りの「グレース」タイプの人にはもってこい、です。

元々、フォーマル向けのコートですから、チェスターコートをカジュアルに使っていこうとするなら、うまくアレンジする必要がありますね。

例えば、同じチェスターコートでも襟が小さめで長さも短めのものなら「キュート・ボーイッシュ」タイプにも似合います。

もし、「ナチュラル」タイプの人が着る場合は、襟を立てたり、前を開けたり、長めのストールを前に下げる、などといった工夫でステキに使いこなせるでしょう。

「フェミニン」「ロマンス」さんの場合は、それぞれに似合う大きさのファーや柔らかいデザインのストールをお顔の下に巻けばOK。

なお、チェスターコート全般に言えることですが、直線的な体型の人の方が似合うコートですので、その点だけ注意したいですね。

ムートン(調)コートとパーソナルデザイン

ムートンコートムートンコート/ムートン調のコート――こちらはチェスターコートとは逆にカジュアル向きです。

どちらかというと極寒向きのコートで、暖冬と言われる昨今ではどうなの? という感じもあります。

ですが、「これが流行です」とばかりに、街中に出回ってくれば、着たくなるのが乙女心。そこは使い方で工夫ですね。

実際、ムートンコートは様々なパーソナルデザイン・タイプの人に似合いますしね。

例えば、フード付きのものは「ナチュラル」タイプ「キュート」タイプなどに良いですね。厚みのせいでフードに存在感が出るからです。

身頃につなぎ目があるなどの変化があれば「キュート」タイプ「ファッショナブル」タイプ向きになります。

「グレース」「フェミニン」タイプなら、襟元を切りっぱなしではなく、ファーが付いたり、キレイに始末してある物を選ぶと似合います。

「ロマンス」タイプは、たっぷりのファーが襟にも袖口にもあるといいですね。

ということで、とてもおおざっぱに紹介しましたが、チェスターコートとムートンコートのお話でした。

それではまた――。

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最近、アクセサリーが欲しくないですか?【2】

前回も書きましたが――
まだ年齢が高くないと自覚しているかたは、今回の記事は無視してください。

ということで、年代毎のアクセサリーについて、の続きです。

【関連記事】最近、アクセサリーが欲しくないですか?

今回は40才代以上の女性についての話です。

40代:似合うオシャレなアクセサリーでオシャレ上級者に

似合うアクセサリー40代オシャレに見せるためには、どうしてもアクセサリーの力を借りたくなる時期。

次第に、お顔のツヤで勝負しようというには、勢いを感じなくなる年齢です。

絶体に、自分のパーソナルデザインに合ったアクセサリーが必要です。

50代以上:華やかさをプラスするためにアクセサリーが必須に

似合うアクセサリー50代40才代を越え、50才代に入れば、上手に女性らしさをプラスしていく必要があります。

そうすることで、若々しい美しさも表現できます。

パーソナルデザインに合った物を使うのは当然として、上品さと質の高さを感じさせるアイテムをうまく使えれば上級者入りですね。



若い人には、ピチピチとした肌つやや華やかさがありますね。
(言い方がおじさんくさいですか?)

肌つやがあればこそ、アクセサリーなどで「色」や「デザイン」を追加しなくても充分に溌剌(はつらつ)とした美しさを表現できるわけです。

若いって良いなあ、と思うところですね(しみじみ)。

とはいえ、誰しも年齢を経れば、肌つやがある程度は失われていくわけで、これはどうしようもないことです。

でも、「似合う色/デザイン」のアクセサリーなどで「色」にポイントを追加していけば、ステキさを補えるんです。

「ステキになる」というのは、「若さ」だけが武器じゃない。
年を経ていくなかでの美しさを表現する方法はいくらでもあるんです!

それではまた――。

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最近、アクセサリーが欲しくないですか?

まず――
まだ年齢が高くないと自覚しているかたは、今回の記事は無視してください。

そうでないかたにお聞きします。

最近、アクセサリーが欲しくないですか?

年齢を重ねるとアクセサリーの必要性が増してきますよね。

例えば、「ファッショナブル」タイプは大きなアクセサリーなどが絶対に必要な気がしますが、実は若いうちはつけなくても、なんとでもなるんです。

でも、年齢を経(へ)ていくと、そうはいかなくなっていきます。

今回は、そんなアクセサリーと年齢ごとの上手な使い方について、お届けしたいと思います。

20代前半:アクセサリーをしなくても良い場合が多い

似合うアクセサリー20代まずは、20才代、しかも、その前半の人たちについて。

ようやく大人の仲間入りしたこの年齢の人たちには、「若さそのものが美しさ」とも言える強みのある時期です。

余計なものをつけなくても、肌の美しさや目の輝きで充分です。

この時期は、アクセサリーを使うなら、高価過ぎる物でなくても良く、小さくて可愛いものを一つくらいでもステキになれます。

そういう意味では、少し派手めが似合う「ファッショナブル」タイプ、「ロマンス」タイプ、「キュート」タイプの人であっても、やり過ぎはNGな時期とも言えます。

堂々と、その若さを武器にしてください。

20代後半:どのタイプでも、小さなアクセサリーで充分

似合うアクセサリー20代2引き続き、若さがあふれる時期ですが、同時に「大人の女性」としての魅力が高まっていく時期でもあります。

社会的にも自立して存在を示していく頃なので、自分のパーソナルデザインの特徴を踏まえつつ、小さめで上品なアクセサリーで自己主張すると良いでしょう。

30代:さり気ない程度のアクセサリーがほしくなる

似合うアクセサリー30代いわゆる「お肌の曲がり角」と言われる時期。

この頃から、お洋服だけでは、なんとなく寂しさを感じる瞬間が出てきます。

とはいえ、これは決して女性としての魅力が落ちているわけではありません。
むしろ、「大人の女性」の魅力を充分に活かせる、と考えましょう。

着ているものの足りない部分を、似合うアクセサリーで上手にアレンジして、華やかさを足していくと良いでしょう。


40代以降については次回に。
それではまた――。

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